長編アニメーション映画 「極彩色肉筆絵巻 座敷牢」制作進行状況  Gokusaishiki Nikuhitsu Emaki: Zashikiro
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2030年完成予定/上映時間:2時間10分(上演時間:2時間20分)
全 2300カット / 総作画枚数 6万枚 / 1992年7月 制作開始、 2010年12月 都条例により中断、2020年1月 制作再開

作画・撮影  ■■■■■■□□□□ 現在 約 10分の6 が完成しています
音楽・効果音 ■■■□□□□□□□ 現在 約 10分の3 が完成しています
編 集 □□□□□□□□□□ 現在完成部分はありません

●2020年1月からは、過去28年間(途中中断有り・実質10年間)に作画が完了したカットの「再撮影・再編集」の作業中が行なわれていました。 1990年代、国内のフィルム生産・現像が次々中止になり、 「座敷牢」はフィルムの代わりに VHS-C、S-VHS、8mmビデオ、miniDV、miniDisc、DATなどで制作されていました。しかしそれらもすべて生産と修理が終了になってしまったため、 保存された画稿を元に、新たに加筆しながら、デジタル機器で再撮影し、パソコンに取り込み、一から再編集をするという作業でした。その作業は、2020年12月にほぼ終了しました。 ●全体の総カット数は、3面マルチスクリーン部分を大幅に増やしたため、総カット数 1800 → 1900カット → 2000カット → 2200カット → 2300カット に変更になりました。 ●今後の予定:2020年12月〜2028年…新作部分の作画・撮影・編集。2028〜2030年…音楽・効果音制作。 これまで過去の素材制作に約10年かかっているので、残り半分の作画・撮影も、10年ほどかかると思われます。 ●上演予定時間は2時間20分を予定しており、それに加えて、客入れ時間・休憩時間・マルチスクリーンの映像制作があるので、総上映量(3面スクリーン他 全上映素材の合計)は 述べ約 5時間になります。 ●「ホライズンブルー」「座敷牢」の海外上映は「座敷牢」完成後の 2030年以降に対応していく予定です。(2020/12/17)



全2300カット中、1440カットが完成。残り870カット。(2021/1/20) 完成画面はこちら… Twitter Facebook

全2300カット中、1439カットが完成。残り871カット。(2021/1/19)

全2300カット中、1438カットが完成。残り872カット。(2021/1/18)

全2300カット中、1437カットが完成。残り873カット。(2021/1/17) 「極彩色肉筆絵巻 座敷牢」BGMピアノスケッチをUPしました。
「作品の内容と質感を合わせるという事、特に映像制作がデジタルになってからは、フィルム時代と同じように空気の層(粒子)を一緒に撮影するという事を 今までお伝えしました。映像と同じく、音楽もデジタルになり、テレビモニターや映像の解像度などが4K,8K…と急速にクリアになっていき、 デジタル・リマスターで過剰に輝度を上げ、フィルム傷を取り去り、映画がまるで、ゴミ一つ落ちてない無菌状態になってきたように思います。 そんなある日、たまたまデジタル・リマスターされてない1960〜1970年代の映画を観たのですが、 画面のフォーカスが ぼけたりして、鮮明でない部分に惹かれました。 同時に、スタジオで1マイクで録音したような劇伴音楽の「籠った音」も新鮮に感じました。 フィルム時代には無かった感覚です。デジタルで何もかもクリアになった今、 人間は機械計算された一つのミスも無い優等生的な作品より、人間の生の痕跡を伴った映像や音に魅力を感じるようになったのではないでしょうか。 周囲の観客のリアクションを見ても そう感じます。レコードやカセットテープのブーム再燃などもその一つでしょう。 今回アップロードしたピアノは本編の音楽を作る前のラフスケッチですが、カセットテープレコーダーで録音したもので、ノイズが多く、 1990年代はとても本番には使えない音源だと思っていました。しかし今、周囲のノイズ・空気音とともに、こういう音こそが人間に 必要なのではないかと思うようになりました。 「座敷牢」は 1960年代の田舎が舞台の作品なので、奇麗でクリアな映像・音が付いてしまうのは不自然に思えてなりません。 遠い過去、記憶の彼方、もしくは体内から滲み出るような「質感」こそ必要なのです。 1950〜1970年代の映画の名作も、同じアングルをビデオやデジタルカメラで撮り、同じ旋律を機械で打ち込みしたら、印象も大きく異なるでしょう。 現在は、絵も映像も音も、どこまで肉筆・手動の生々しい痕跡を残すか、そのバランス調整に注意を払っています」(原田監督定期進捗報告より抜粋)
全2300カット中、1436カットが完成。残り874カット。(2021/1/16)

全2300カット中、1433カットが完成。残り877カット。(2021/1/15)
残りカットの約半分はラフと呼ばれる粗い下描きがすでに描かれています(一番左の写真)。パソコンの場合 2回クリックで拡大できます)

全2300カット中、1432カットが完成。残り878カット。(2021/1/14)

全2300カット中、1428カットが完成。残り882カット。(2021/1/13)
全2300カット中、1426カットが完成。残り884カット。 作業室の天井近くに置いてあった段ボールから10年ほど前に作画された20カットほどの着色動画が見つかったので、そちらを優先して 加筆・撮影の作業が行なわれています。(2021/1/12)
全2300カット中、1415カットが完成。残り895カット。 「少し前に"題材と画質は一致させるべきである"という事をお伝えしましたが「ホライズンブルー」の時は 様々な現代的映像手法(マルチプレーン撮影(被写体を何層にも分け、一点にのみピントを合わせた時、 それ以外の距離にある被写体のピントがぼける)や、ロケ音声やドキュメンタリー的な演技)などが画面によく合いましたが「座敷牢」は 1960年代の群馬の田舎が舞台で、それらの手法が全く合わない事に気づきました。 なので、パンフォーカスや密着マルチ(画面内のすべてにフォーカスを合わせた撮影)を多用しています。 考えてみたら「少女椿」や「二度と目覚めぬ子守唄」もマルチ撮影はあまりないです。 効果音も昔のラジオドラマのような手作りの音でないと画面に合いません。「少女椿」の効果音は 戦後のラジオドラマの音などを使用しています。 逆に「ホライズンブルー」は ほとんどがロケしながら録音した音です。 例えば足音などは、室内で擬音を作るのではなく、実際に外を歩いてその音を録るのです。すると周囲のノイズ(環境音)、つまり 映像でいう空気感も一緒に記録されてドキュメンタリーのような効果が出ます。 不鮮明な音のほうが混沌とした現代社会を表しているようで良いと思ったのですが、映像業界の方は気になったようです。 今日は深夜、新たに10カットほどのラフ原画を描きました。いつもラフから清書まで一晩おく事にしています。 描いた直後の絵が良いと思っても、翌日見ると欠点が見えたりするのです。 1980年代と違い、近年は、画材店や文具店などで店頭販売しているデザインマーカーやペン(水性やアルコール) が、封入した新品でさえも、からからに乾いていて困っています。 1980年代に購入したペンやマーカーは今でもちゃんとインクが出るのに いったいどうしたのでしょう。 アナログ画材があまり売れなくなったので合理化による製造工程や構造が変更されたのではないかとも思います。 というのは1980年代、LPLの8mmフィルム接合用のパッチテープがきれいに剥がれなくなった時期があったのです。 作画用紙は「日本の昔ばなし」も「ホライズンブルー」もビッグカメラの「業界最安値マルチペーパー」というのを使っていて、 水分をはじき、絵の具の乗りが良かったのですが、これも2016年頃だったか、急に藁半紙のように 水を吸収するようになってしまったのです。こちらは何十年間も同じ商品を使っているので、 ちょっとした変化でも分かるんです。 昔からあった文房具や画材が だんだん生産中止になっているようです。 もし仮にニッカーのポスターカラーが無くなったら、もう今までのような作品は作れなくなるでしょう」 (原田監督定期進捗報告より抜粋)(2021/1/11)
全2300カット中、1409カットが完成。残り891カット。(2021/1/10)
「二度と目覚めぬ子守唄」DVDの総チェックが終わり、全データがDVD制作会社に発送されました。
全2300カット中、1406カットが完成。残り894カット。(2021/1/9)

全2300カット中、1400カットが完成。残り900カット。(2021/1/8)
「二度と目覚めぬ子守唄」DVDの総チェックがほぼ終わり、数日中にDVD制作会社に納品される予定です。
全2300カット中、1399カットが完成。残り901カット。(2021/1/7)

全2300カット中、1393カットが完成。残り907カット。 「座敷牢」の動画(着色されていない線画)3カットが完成。「二度と目覚めぬ子守唄」DVDすべての素材制作が終わり最終の素材チェックを残すのみとなりました。 素材チェック後はDVD制作会社に素材納品され、細かい制作やデザインを経てプレスとなります。(2021/1/6)
全2300カット中、1391カットが完成。残り909カット。
「10年前ぐらい ある映画で、猛吹雪の夜の山頂が舞台なのにデジタルのクリアな画面で綺麗に撮影されているのを観て違和感がありました。 その時から「映画は、題材やテーマ、時代背景に応じた固有のスクリーン比・アスペクト比・解像度・ノイズなどを有するべきである」という主張が より強固になりました。「ホライズンブルー」は制作開始年も物語の舞台も1990年代なので、資料もパソコンもソフトも全部当時のものを使っています。 作画用紙サイズはB5が基本で、当時はHDなど存在しない時代。解像度も、ビスタ的形状にするために、640×480pixelよりさらに小さいサイズで映写されています。 その結果、画面の質感はかなり粗くなるのですが、それが主人公の汗や涙、体臭などを表現しているように思えました。 観客も画面の粗さを不自然に感じたという人は知る限りいませんでした。映画というのは単純に映像をデジタルでクリア・鮮明化すれば良いわけではないのです。 「座敷牢」も、Photoshop特有のデジタル機能(ブラシなど)を使ったり、音声がステレオだったりクリアだったりすると、 内容や時代背景に合わず不自然になるので、すべて手彩色したり、音質を劣化させたりしています。 例えばデジタルで描かれた「直線」は機械的で目立つので、すべて定規もしくはフリーハンドで描いた直線を使うようにしています。 YouTubeでも見られる「座敷牢」2020年版特報で、 冒頭の霧生館の文字の下に紙の皺があります。デジタル時代になり簡単に直せるのですが、それでは人間臭さが出ないので、許容範囲のミスは なるべくそのままOKテイクにするようにしています。人間とは機械で計算したような完璧なものではなく、どこか脆い部分があるはずです。 映画は「匂い」の伝達が希薄になりがちです。体臭と云えば工場労働者と労働組合を描いたアメリカ映画「ノーマ・レイ(Norma Rae)」(1979)は 登場人物が皆汗をかいていて、特に全編 脇の下に汗の滲みがあるのが印象的でした。人間というのは本来そういうものでしょう。「ホライズンブルー」も 肌荒れや染み・そばかす・ほくろ などを描いたのですが 1〜3pixelの小ささで殆ど完成画面ではよく見えませんでした。脇の下の汗や靴下の汚れなども描き込んでいます。 啓介が徹夜した時の無精ひげは よく見るとわかると思います。私が常に原点として忘れないように意識している映画の一つが今井正監督 「どっこい生きてる」(1951)です」(原田監督談) 原田氏による関連論考…「1 Shot Essay/ keiko」(2013)  人間とアニメーション─天地玄黄・未来洪荒: 「アニメーション、それは生きること」(2011)  「起源と予兆──仮説から始まるアニメーション史」(2011)(2021/1/5)
●現在は背景の作画作業が行なわれています。絵の具を乾燥させながら交互に描くため、背景作業は常に15〜20カットぐらいずつ行なわれます。 以下原田監督談…「まず最初に下地を塗り、少しずつ上から細かい部分をポスターカラーで塗り重ねていきます。 どんな些細な風景も必ず資料に目を通しながら描きます。 完全な心象風景でなく客観的な描写の場合、すべて想像で描いてしまうと思わぬ見落としをしてしまう場合があるからです。 また いつも実践しているのは、デジタルで撮影する場合、フィルム撮影の時のように、必ず「空間・空気の粒子」を取り入れる事。 背景美術は「濁った色」で描く事(「濁った色」は商業アニメでは忌避されています)。そして人間が生で描いたという「生々しい痕跡」を入れる事。 ポスターカラーはよくカビが生えるのですが、そのカビも絵の具と一緒に画用紙に塗り込んでいます。 「ホライズンブルー」も「日本の昔ばなし」も複数の商業アニメの業界の方から「色が汚い」と指摘されたのですが、 第二次世界大戦前からの他国への侵略、敗戦後も 公害・弾圧・差別・暴力、現在も様々な虐め・ハラスメント…。 果たして日本はそんなに美しいのかという思いが常にあります。日本への怒りや悔しさが座敷牢制作の原動力となっています」(2021/1/4)
全2300カット中、1389カットが完成。残り911カット。(2021/1/3)


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↑ここからは、「新作」部分の作業になります。資料を見ながら、1カット1カット描いていくので、今までと違い とても時間がかかります。
今後数年間は「3日〜5日あたり1カット完成」のペースと予想しています。
↓これまでは「過去約10年間に作画された素材の加筆」と「デジタルによる再撮影作業」でした。
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全2300カット中、1388カットが完成。残り912カット。(2021/1/2)
また未撮影の素材が見つかるかもしれませんが、今のところ旧素材の再撮影作業はこれで最後です。
拡大可
全2300カット中、1377カットが完成。残り923カット。(2021/1/1)
数年前に描いた絵や、同じく数年前に水槽内で撮影した映像など15カットほどが新たに見つかったのでそちらの作業が優先になりました。

全2300カット中、1373カットが完成。残り927カット。
2020年1月より開始された「過去10年間の作画済み素材の加筆・再撮影作業」がほぼ終わりました。

過去約10年間に描かれた 約 3万枚・1373カットの絵は B4サイズほどの小さい段ボール18箱分になりました。(2020/12/31/26時)

全2300カット中、1365カットが完成。残り935カット。「二度と目覚めぬ子守唄」DVDの作業も並行して行なわれています。(2020/12/30)
全2300カット中、1354カットが完成。残り946カット。「二度と目覚めぬ子守唄」DVDの作業も並行して行なわれています。(2020/12/29)
全2300カット中、1348カットが完成。残り952カット。「二度と目覚めぬ子守唄」DVDの作業も並行して行なわれています。(2020/12/28)
全2300カット中、1345カットが完成。残り955カット。「二度と目覚めぬ子守唄」DVDの作業も並行して行なわれています。(2020/12/27)
全2300カット中、1342カットが完成。残り958カット。(2020/12/26)

全2300カット中、1333カットが完成。残り967カット。「二度と目覚めぬ子守唄 DVD」の素材納品を年明けに延ばしたので少し余裕ができ、DVDのデータチェック (良い画質・音質のものへの差替え作業など)と並行して「座敷牢」の再撮影作業も行なわれています。(2020/12/25)
●「二度と目覚めぬ子守唄」DVD制作のため「座敷牢」は中断していますが、ようやく先が見えてきました。現在、44の映像特典収録予定データ(約2時間)の準備が整い、残るは 「二度と目覚めぬ子守唄」本編のリマスターと、全体の再チェックを残すのみとなりました。 今回のDVD特典の大部分は きゆばるのTwitterやYouTubeで公開済みのものなのですが、未公開の映像もいくつかあります。 中でも、8mmフィルムが生産中止に追い込まれていた1999年頃、VHS-Cというビデオカメラで撮影された「座敷牢」のビデオカメラ・テスト撮影映像などは、当時の アニメーション撮影機材環境を知る上で貴重かもしれません。 DVDのデータチェックやリマスター作業はあと数日で終わる見通しなので、数日後には「座敷牢」の制作作業に戻れるようです。 総チェックが終わったDVDの素材は、「都市投影劇画ホライズンブルー」にも協力いただいた映像制作会社に素材を渡し商品になるまでの残りの工程をお願いしてあります。 (2020/12/24)
●「二度と目覚めぬ子守唄」DVD制作のため「座敷牢」は中断しています。現在DVDの約2時間の映像特典と、15000字のテキスト制作が行なわれています。もともと今回のDVDは 前回のDVDRに少し付け足した程度の予定でしたが、どうせなら付録がたくさんあったほうがよいと大幅に内容変更になり、 膨大な映像特典制作に時間が費やされることになりました。「座敷牢」の本格的な再開は2021年1月中旬、DVDの発売は2021年3月頃になりそうです。(2020/12/23)
●「二度と目覚めぬ子守唄」DVD制作のため「座敷牢」は中断しています。 「二度と目覚めぬ子守唄」DVD特典画像の一部をTwitterで先行公開しました→ 01 02 (2020/12/22)
全2300カット中、1329カットが完成。残り971カット。現在は「二度と目覚めぬ子守唄 DVD」制作作業がメインで、その合間に「座敷牢」の再撮影作業が行なわれています。 この日は200枚近くある「二度と目覚めぬ子守唄」特典画像のスキャンや修整作業が行なわれました。原田氏は「早く作品制作に専念したい。DVD制作作業は これで最後にしたい」(きゆばるへの連絡メールより抜粋)と云っています。 原田氏に家族はいないので原田氏死去後は自動的に原田氏の作品群はフェアユース状態となるでしょう。 日本では東京を襲う「首都直下型大地震」と東海地方を襲う「南海トラフ地震」などの発生が30年以内に確実となっており (内閣府や政府中央防災会議などが発表済み内閣府による映像リンク) 東京及び原田氏に万が一の災害や事故が起こった時のために「地下幻燈劇画少女椿」の16mmフィルム(2013年にIMAGICAの倉庫でネガが発見)及び デジタル版マスター(MPEG-2)のコピー、 「都市投影劇画ホライズンブルー」の マスター(MPEG-2)のコピーは、石川県の「カナザワ映画祭」に預けてあります。(2020/12/21)
全2300カット中、1327カットが完成。残り973カット。並行して合計1400の「二度と目覚めぬ子守唄 DVD」特典候補の映像・音声・画像ファイルの チェックや差替え、リマスター作業などが行なわれています。(2020/12/20)
●霧生館作品は「商業広告の無い、真暗闇(暗黒)」の中での投影が原則となっています。 そのため特にGoogleなどグローバル大企業と対立している原田氏の存命中はフルバージョンのオンライン配信やDVD化等は ありませんが、 国を問わず「非商業の暗闇」の中で上映できる環境もしくは実験的な提案があれば対応していきたいと考えています。 霧生館は西暦前(BCE)の古代壁画から続く古典映画を継ぐ弁証法と唯物論に基づいて今後も考案と思考を続けていきます。 同時に観客の皆さんの能動的発案を歓迎致します。 霧生館が かつて行なっていた上映前の「暗黒迷路の通行」に代わり現在実践している「都市の観念迷路化」は、実は霧生館でなく、 ある美術評論家の方が提案した方法なのです。 多数となっている従来の方法に従うのではなく、あらゆる点に疑問符を付け 個人個人が絶えず思考し続ける事は最終的には 現在の社会・政治・Neoliberalism経済等は果たして現在のままでよいのかという、生身の人間による民主社会の山頂へと繋がっています。(2020/12/20)
●二度と目覚めぬ子守唄 DVD制作作業のため、座敷牢の作業は行なわれませんでした。 この日は原田監督のインタビュー映像(2013年)の英語字幕の作業が行なわれました。 今回のDVDで英語字幕が付くのはこのインタビュー映像のみになります。 テキスト部分をインターネットにUPする予定し、当面海外の方は恐縮ですが各自自動翻訳で見ていただく形になると思います。 その分、本体価格はなるべく安くなる予定です。 ともかく、何よりも新作の制作作業(すべて個人制作)が最優先されているため「ホライズンブルー」の 英語字幕も全体の4分の1の所で中断したままです。 「座敷牢」の次の作品の構想も決まってきたので、ずっと作品制作に没頭する形になるかもしれません。 とはいえ「二度と目覚めぬ子守唄 DVD」は、中野の販売店への購入問い合わせが絶えないため(これまでのような手作りではなく 作品制作の時間を割かないよう業者プレス版になるとはいえ)再発売が決定したので、外からの要望の効果はゼロではありません。 「少女椿」「ホライズンブルー」「座敷牢」は決してDVDにはならないとしていますが、 原田氏の先輩で「映画は映画館で観るもの。絶対にDVDにはしない。もし観たければ私に自主上映の要望と連絡を」が信念だった 戦後独立映画運動の流れを継ぐ自主制作映画プロデューサーの映画が約50年ぶりにDVD化されたりもしたので、 すべては長い歳月が何らかの回答をしてくれるかもしれません。日本には「石の上にも三年」という諺がありますが、 霧生館は「石の上にも30年」です。(2020/12/19)
全2300カット中、1325カットが完成。残り975カット。(2020/12/18)
新たに倉庫の奥から15年前に作画された50カットほどの素材が見つかり、そちらの方を優先するため、新作部分の作画は延期になりました。

全2300カット中、1321カットが完成。残り979カット。(2020/12/17)
総カット数が 2200カット から 2300カット に変更になりました。
全2200カット中、1315カットが完成。残り885カット。(2020/12/16)

二度と目覚めぬ子守唄 DVD制作作業も並行して行なわれています。過去の原画や資料が次々発見されています。
●二度と目覚めぬ子守唄 DVD制作作業のため、座敷牢の作業は行なわれませんでした。 約1週間にわたり霧生館の倉庫や2000年代からの複数の外付けHDDからDVDの特典に入れられそうな映像・音声・画像の選出が終わり、 一つ一つの技術的なチェック作業に入ります。前回の二度と目覚めぬ子守唄 DVDRの4倍ほどの特典が付けられそうです。 また以前記した原田氏の母親の納税に関するトラブルは、複数の専門家の助力もあり一段落のめどがたったとのことです。(2020/12/15)
●仕事及び二度と目覚めぬ子守唄 DVD制作作業のため、座敷牢の作業は行なわれませんでした。(2020/12/14)
全2200カット中、1308カットが完成。残り892カット。(2020/12/13)
仕事及び二度と目覚めぬ子守唄 DVD制作が並行して行なわれています。

全2200カット中、1300カットが完成。残り900カット。(2020/12/12)
二度と目覚めぬ子守唄 DVD制作が並行して行なわれています。

全2200カット中、1295カットが完成。残り905カット。(2020/12/11)
仕事及び二度と目覚めぬ子守唄 DVD制作作業のため、座敷牢の作業は遅れています。
●仕事及び二度と目覚めぬ子守唄 DVD制作作業のため、座敷牢の作業は行なわれませんでした。(2020/12/10)
全2200カット中、1294カットが完成。残り906カット。(2020/12/9)
拡大可
全2200カット中、1287カットが完成。残り913カット。(2020/12/8)
拡大可
全2200カット中、1271カットが完成。残り929カット。(2020/12/7)
現在「二度と目覚めぬ子守唄DVD」「座敷牢再撮影」と並行して、少しずつ「座敷牢」の新作部分の作画撮影が行なわれています。
この日は「日本列島(座敷牢の舞台・群馬県)からカメラに向かって血しぶきが噴き出すカット」が野外で撮影されました。
拡大可
全2200カット中、1268カットが完成。残り932カット。(2020/12/6)
拡大可
全2200カット中、1263カットが完成。残り937カット。(2020/12/5)
拡大可
全2200カット中、1259カットが完成。残り941カット。(2020/12/4)
拡大可
全2200カット中、1253カットが完成。残り947カット。(2020/12/3)

全2200カット中、1248カットが完成。残り952カット。(2020/12/2)

全2200カット中、1236カットが完成。残り964カット。(2020/12/1)

全2200カット中、1227カットが完成。残り973カット。(2020/11/29〜30)

もしその時 原田氏が存命であれば「座敷牢」完成後の 2030年に制作が開始されるとすでに発表されている霧生館最終作「霧生禁色裏画報」の構想が ほぼ固まったそうです。 1980年代に未完成だった50の短編企画のうち、10本ほどをランダムに繋いだ長編になるもようです。 1980年代に書かれた脚本が元ですが、原田氏の幼少期に体験した桐生市の色町・置き屋・商家・朝鮮部落、やくざ社会、花岡事件、封建的で保守的な陰湿な空気、母親による子どもの支配、 公害や工業化の地獄絵図、資本主義や新自由主義批判、天皇(国王)、政府による国民管理社会、非正規労働、戦争、拉致、引きこもり、難民、地球環境破壊、 猟奇殺人から緊縛花嫁、ビッグバン宇宙誕生から「夢」の再現まで網羅した パノラマ館的作品になるとのことです。
全2200カット中、1223カットが完成。残り977カット。(2020/11/28)

全2200カット中、1217カットが完成。残り983カット。(2020/11/27)
※DVDの外注会社からの連絡待ちの部分があり、その間「座敷牢」の制作が進められています。
拡大可
●「二度と目覚めぬ子守唄・DVD ver:2」制作中につき「座敷牢」の制作は中断しています。(2020/11/26)
「二度と目覚めぬ子守唄DVVD」はパッケージ&キービジュアルのイラストが完成し、特典映像・音声・テキストの整理と再編集作業に入りました。
●「二度と目覚めぬ子守唄・DVD ver:2」の制作が始まりましたので「座敷牢」の制作は中断しています。(2020/11/25)

全2200カット中、1214カットが完成。残り986カット。(2020/11/23〜24)
拡大可
●経過報告: 原田氏は2017年から仕事を次々辞め、年収を60万円まで下げ(ごく一部の人を除き)人との接触を断ち、外出を控える事で、自主制作の時間を捻出してきました。 そのおかげで、それまで仕事と並行していたために遅いペースだった自主制作作業が進みだし「都市投影劇画ホライズンブルー」が、制作開始から24年後の2019年に完成しました。 しかし霧生館作品は情宣や公開・上映スタイル含めて「一つの作品」という実験演劇的な提示をしているため 上映活動には時間と費用を要します。なので霧生館主催による「ホライズンブルー」の上映は いったん休止し「座敷牢」の制作に専念する事になりました。 今年1月から休みなく続けられた作業は「過去約30年間に描かれたカット」を加筆しながら再撮影し、パソコンに取り込む「デジタル化」の作業でした。 「ほぼ完成したカットを補正しながら再撮影する作業」だったので、速いペースで作業が進みました。 当初、11月中には、その作業が全て終わる予定でした。 しかし現在、まだ50カットほど残りがあります。完全に新作の作画作業に移るのは、一番最初の予想通り、来年1月からになりそうです。 作業が遅れた原因が幾つかあります。まず1つめは、座敷牢の昔の素材を探すために倉庫を整理しているうちに、「二度と目覚めぬ子守唄」や「地下幻燈劇画 少女椿」など 昔の作品の素材や当時の資料が出てきた事です。原田氏は現在子どもも親戚も無く一人で暮らしていて、原田氏が死去したあとは、これらの作品の素材が全てゴミとして破棄されるため、 インターネット上にUPして、アーカイブを作る事になりました。現在、Twitterを中心にその作業が行われています。 公開してよい素材は全て原田氏が毎回選択しているため時間がかかっています。 過去の作品のアーカイブ化は重要ですが、その作業が入る事により「座敷牢」の完成はその分遅れる事になります。 2つめの理由は、当初、数分しかなかった3面マルチスクリーンの上映時間を大幅に増やしたことです。 3つめの理由は「二度と目覚めぬ子守唄」のDVD購入希望の方が途絶えず、再度DVD化を決定したことです。 今まではWindowsXPのパソコンで1枚1枚焼いていたのですが、今後はその時間さえも惜しいので、今回は業者に委託することになりました。 その際も、基本コンセプトの提示や打ち合わせ、連絡のやり取りなどの時間は取られます。 それに加え、今年10月に、2年前に死去した原田氏の母親の納税に関するトラブルが発覚し、その対応にも追われていました。現在複数の専門家の援助を得て 問題解決に向かって動いています。なお、原田氏は元々人と接触したり、コミュニケーションをとるのが嫌いだったので「新型コロナ」による自主制作への影響は全くありません。
〇今後の見通し:「過去30年間に描いたカットの加筆・デジタル化作業」を年内に終わらせ、来年1月から新作部分の作画に入る予定です。 新作部分の作画は、時代考証などもあり、1カット1カット、資料を調べながら描かれるので時間がかかります。 過去の原田氏の平均ペースは、「日本の昔ばなし」の場合はかなり急いで作ったので「1日平均=1カット」のペースでした。自主制作はそれより丁寧に作るので 1週間に1カット完成すれば良いほうだそうです。 「ホライズンブルー」の時もそうでしたが、毎日規則的に完成するのではなく、10カットぐらいずつ、原画・動画・トレス・彩色・背景・撮影をまとめて作業するので、 1週間〜1カ月にその10カットがまとめて完成するような形になります。 見通しとしては、2021年〜2028年が、残り半分(約900カット)の新作部分の作画〜撮影作業で、2029〜2030年が、音楽と効果音の制作期間になる予定です。 上映対応はその後で行なわれます。 また、霧生館作品は「劇場の暗闇」の中でのみ上映されるため、DVD化やインターネットへの公式アップロードはありません。 ただし、原田氏の死期が判った段階で、DVD化やインターネットにする可能性はあります。 これまで「少女椿」の海外上映は「β-CAM」のみ上映を許可しており、インターネットによるデータのやりとりは行なっていません。 これらの諸問題も「座敷牢」完成予定の2030年以降に対応・解決される可能性はあります。 いずれにしても、「きゆばる」はアナログ・グループであり、原田氏はインターネットやデジタル技術に完全に関心がありません。 原田氏は「座敷牢」完成後、次の作品を準備しており、その制作に入ってしまうと、上映活動が再びストップしてしまう可能性もあります。 なので今後は、霧生館のポリシーを理解しつつ(ここが一番重要です)、インターネットやデジタル技術に詳しいサポーターが2030年頃に現れる必要があるでしょう。 霧生館のポリシーを理解するには、まずは寺山修司と寺山による実験演劇室の歴史を理解する必要があります。 原田氏は「上映は自分が死んでも他の誰かがしてくれるだろうが、作品制作は自分にしかできない」と 周囲の関係者に伝えています。 原田氏自身は今後も作りたい作品が山ほどあり、そのどれもが企業が作れない内容の作品ばかりです。一作品作るには何年もかかります。しかし原田氏の持つ複数の持病 (国の指定難病含む)から考えて、彼があと10年生きられれば幸運と言えるでしょう。
全2200カット中、1213カットが完成。残り987カット。(2020/11/22)
全2200カット中、1212カットが完成。残り988カット。(2020/11/21)

全2200カット中、1209カットが完成。残り991カット。(2020/11/20)
※「座敷牢」には「紙芝居」のシーンがありますが、この部分の作画は原田氏ではなく、依頼した別の画家によるものです。

全2200カット中、1202カットが完成。残り998カット。(2020/11/19)
拡大可
全2200カット中、1198カットが完成。残り1002カット。(2020/11/18)

全2200カット中、1193カットが完成。残り1007カット。(2020/11/17)

全2200カット中、1188カットが完成。残り1012カット。(2020/11/16)

全2200カット中、1183カットが完成。残り1017カット。(2020/11/15)
拡大可
全2200カット中、1177カットが完成。残り1023カット。(2020/11/14)

全2200カット中、1174カットが完成。残り1026カット。(2020/11/13)

全2200カット中、1171カットが完成。(2020/11/12)

全2200カット中、1164カットが完成。(2020/11/11)

全2200カット中、1162カットが完成。(2020/11/10)

全2200カット中、1155カットが完成。(2020/11/9)
拡大可
全2200カット中、1148カットが完成。(2020/11/8)

全2200カット中、1143カットが完成。(2020/11/7)

全2200カット中、1137カットが完成。(2020/11/6)

全2200カット中、1130カットが完成。(2020/11/5)

全2200カット中、1124カットが完成。(2020/11/4)

全2200カット中、1121カットが完成。(2020/11/3)
拡大可
全2200カット中、1119カットが完成。(2020/11/2)

全2200カット中、1115カットが完成。(2020/11/1)

●霧生館倉庫の整理のため座敷牢の上がりカットはありません。倉庫の奥から見つかった原田氏のアニメーター時代の絵や 「地下幻燈劇画 少女椿」のセル画、原画、トレスに失敗した未彩色のセルなどは、その都度 TwitterにUPしています。(2020/10/31)
全2200カット中、1108カットが完成。(2020/10/30)

全2200カット中、1102カットが完成。(2020/10/29)
3面マルチスクリーン部分が大幅に増えたため、総カット数が 2000カットから 2200カットに変更になりました。
拡大可
全2000カット中、1095カットが完成。(2020/10/28)

全2000カット中、1090カットが完成。(2020/10/27)

全2000カット中、1083カットが完成。(2020/10/26)

全2000カット中、1074カットが完成。(2020/10/25)

全2000カット中、1061カットが完成。(2020/10/24)

全2000カット中、1056カットが完成。(2020/10/23)

全2000カット中、1050カットが完成。2カットTwitterにUPしました。(2020/10/22)

全2000カット中、1043カットが完成。(2020/10/21)

全2000カット中、1034カットが完成。6カットTwitterにUPしました。(2020/10/20)
全2000カット中、1029カットが完成。(2020/10/19)

●追加の炎200枚の彩色が行なわれています。彩色風景をYouTubeにUPしました。(2020/10/17〜18)
拡大可
全2000カット中、1025カットが完成。(2020/10/16)
拡大可
全2000カット中、1022カットが完成。(2020/10/15)
1カットYouTubeにUPしました。
全2000カット中、1016カットが完成。(2020/10/14)
1カットTwitterにUPしました。
拡大可
全2000カット中、1012カットが完成。(2020/10/13)
追加200枚の「炎」の作画・彩色作業が並行して行なわれています。1時間52分の「ホライズンブルー」は全 1330カットでしたが「座敷牢」はその約2倍のカット数になります。 また「座敷牢」は実験演劇として制作されているので、黒い微妙な もや の ちらつき が長い時間投影されたり「上映中断」などの劇場実験があります。
拡大可
全2000カット中、1009カットが完成。(2020/10/12)
1カットTwitterにUPしました。

●作画中です。ラストの決めの炎上シーンが上手く仕上がらず、明日もう一回やり直すとのこと。(2020/10/11)
●追加 200枚の炎の作画作業が行なわれています。(2020/10/10)

全2000カット中、1005カットが完成。(2020/10/9)

全2000カット中、1000カットが完成。(2020/10/8)
3面マルチスクリーン部分が大幅に増えたため、総カット数が 1900カットから 2000カットに変更になりました。
「極彩色肉筆絵巻 座敷牢」着色風景を公開しました。
拡大可
※毎回同じように見えますが、全部「違う炎」です。炎の動画だけで 500枚ほどあります。

全1900カット中、994カットが完成。(2020/10/7)

全1900カット中、986カットが完成。最終的には 全 2000カットになりそうです。(2020/10/6)

全1900カット中、980カットが完成。(2020/10/5)
一番右が過去28年間に作画した紙の総量の1/2。その左隣は、過去20年間に作画した抽象アニメーションのロール。※PCの場合、2回クリックで大きくなります。

全1900カット中、968カットが完成。(2020/10/4)
3面マルチスクリーン部分が大幅に増えたため、総カット数は 1800カットから 1900カットに変更、
総上映量(3面スクリーン他 全上映素材の合計)は延べ 3時間から 5時間に変更になりました。


全1800カット中、962カットが完成。(2020/10/3)
現在、新たにカットを細かく割ったり増やしたりしているそうなので、最終的には 2000カットぐらいになる可能性も出てきました。 3面マルチスクリーンの箇所も当初より大幅に増え、現在 2つのサブスクリーンは それぞれ 1時間30分ほどになっています(しかしこれは最終的に編集で短くなります)。 3つのスクリーンには それぞれ異なる映像が映し出され、さらに観客入場の 20分間にも 絶え間なく 本編とは異なる映像が流れ続けます。 現在、3つのスクリーン、客入れ、休憩時間、すべての映像の合計が 約 5時間になっています。 かなり大急ぎで作業を続けた状態で、やっと過去 28年間に制作された素材のパソコン撮影・編集ソフトへの取り込みが 11月末日に完了する見込みですが、 作業量が膨大で、まだはっきりとは分かりません。11月末日にある程度の答えが出るでしょう。なお「ホライズンブルー」と「座敷牢」の海外上映は 「座敷牢」が完成した 2030年頃から本格的に対応していく予定とのことです。「今はまだ、私が死ぬ前に座敷牢を完成させるのが何よりも優先」と原田氏は述べています。

全1800カット中、955カットが完成。(2020/10/2)

全1800カット中、952カットが完成。(2020/10/1)

全1800カット中、949カットが完成。(2020/9/30)

全1800カット中、948カットが完成。(2020/9/29)

全1800カット中、942カットが完成。(2020/9/28)

全1800カット中、937カットが完成。(2020/9/27)

全1800カット中、927カットが完成。(2020/9/26)

全1800カット中、921カットが完成。(2020/9/25)

全1800カット中、916カットが完成。一見、パソコン・ソフトのフォントに見えますが、文字は全部「手描き」です。(2020/9/24)
※拡大可
全1800カット中、911カットが完成。主に字幕のカットです。(2020/9/23)

全1800カット中、908カットが完成。(2020/9/22)

全1800カット中、904カットが完成。字幕制作が行なわれました。(2020/9/21)
全1800カット中、903カットが完成。筆文字による字幕制作が行なわれました。(2020/9/20)

全1800カット中、901カットが完成。(2020/9/19)
メインタイトルが炎で燃えるというカットを制作。題名は作品の顔であり大事な看板。丸2日がかりの作業となりました。

〇字幕制作の作業が行われました。「座敷牢」はその題材・舞台・時代の雰囲気に合わせ、字幕もすべて筆文字やレタリングによる手書き文字になります。 (2020/9/18)

全1800カット中、900カットが完成。(2020/9/17)
「極彩色肉筆絵巻 座敷牢 2020年版 特報」(1992年〜2020年の完成カットより抜粋)を公開しました。
全1800カット中、894カットが完成。(2020/9/16)

全1800カット中、891カットが完成。(2020/9/15)

全1800カット中、889カットが完成。(2020/9/14)

全1800カット中、885カットが完成。音楽に使うドラムやパーカッションの録音も行われました。(2020/9/13)

全1800カット中、883カットが完成。(2020/9/12)

全1800カット中、874カットが完成。(2020/9/11)

全1800カット中、869カットが完成。(2020/9/10)

全1800カット中、864カットが完成。(2020/9/9)

全1800カット中、857カットが完成。(2020/9/8)

全1800カット中、853カットが完成。(2020/9/7)
「極彩色肉筆絵巻 座敷牢」劇中歌の一つ「千畳敷百段返しの唄」をvimeoにUPしました
霧生市 明日香村に住む孤独な いざりの からくり師が、動くものへの強い憧れから、
巨大な仕掛けからくり「千畳敷 百段返し」を思いつくまでの心情が歌われています。
※拡大可
全1800カット中、850カットが完成。(2020/9/6)

全1800カット中、848カットが完成。(2020/9/5)

全1800カット中、843カットが完成。(2020/9/4)

全1800カット中、840カットが完成。(2020/9/3)

全1800カット中、835カットが完成。(2020/9/2)

全1800カット中、829カットが完成。(2020/9/1)

全1800カット中、823カットが完成。(2020/8/31)

全1800カット中、821カットが完成。(2020/8/30)

全1800カット中、819カットが完成。(2020/8/29)

全1800カット中、809カットが完成。(2020/8/28)
2020年1月から始まった過去28年間(途中数回中断あり)に作画した膨大な量の着色動画の加筆・デジタル機器での再撮影作業は 約8割終わり 先が見えてきたそうです。 28年間に描いた作画用紙をまとめると、市販のカラーボックス2つに収まる分量になったとのことです。 今後は、やはり過去28年間に撮影した約200時間のビデオ映像のチェックと編集があります。 新作部分の作画作業は2021年1月が予定されていましたが、今のペースだと2020年12月頃から開始できそうとのことです。

全1800カット中、806カットが完成。(2020/8/27)

全1800カット中、801カットが完成。(2020/8/26)

全1800カット中、794カットが完成。Twitterに1カットUPしました。(2020/8/25)


全1800カット中、792カットが完成。(2020/8/24)
2003年に購入し、WindowsXPのパソコン(「都市投影劇画ホライズンブルー」を制作してきた機械)で使用していた外付けHDD(電源を入れるタイプ)が、 Windows10の最新のパソコンで読み込めない事が判明。WindowsXPでは読み込めるので、WindowsXPを使って 急遽新しいHDDにコピーする作業が行われました。このHDDには30年間撮影されてきた200時間ほどのビデオ映像が納められています。 「都市投影劇画ホライズンブルー」の8mm、16mm以外のビデオ映像はすべてこのHDD内にある映像です。 また、何十年も使用している撮影ソフト・株式会社セルシス(CELSYS, Inc.)の「RETAS」 (32bit用に作られたソフト)も、Windows10(64bit)では正常に作動せず、半分はWindowsXPのほうでデジタル撮影が行われています。 セルシスの公式Webには「RETASはWindows10でも正常に作動する事を確認した」とありますが、 100枚以上の動画や複雑なカメラワーク・エフェクトなどを使用するとパソコンがフリーズしてしまうのです。 現在セルシスは旧来の日本のアニメ撮影台に準じたスタイルの「RETAS」の製造・サポートを中止しており、 新製品(アフター・エフェクト スタイル)に移行しています。 原田監督は機械に弱くアフター・エフェクトが使えず、昔ながらのアナログ撮影台に準じた「RETAS」しか扱えないので困っています。 WindowsXPの製造・サポートはすでに終了しており、現在のWindowsXPが 壊れた場合、円滑な映像制作ができなくなります。「座敷牢」には1カットで100枚〜300枚の大量の動画を使いますが、そういうカットは 霧生館ではもうWindowsXPでしか作れないのです。

全1800カット中、790カットが完成。(2020/8/23)

全1800カット中、777カットが完成。(2020/8/22)

全1800カット中、770カットが完成。(2020/8/21)
「和漢三才図会(1712年発行)」は江戸時代に30年かけて編纂された百科事典。撮影には1906年(明治39年)に再販された物が使用されています。


〇原田監督の生活費を支えるほうの仕事及びアトリエの草むしりのため今日の上がりカットは 0(ゼロ)だそうです。(2020/8/20)
全1800カット中、744カットが完成。(2020/8/19)

全1800カット中、740カットが完成。(2020/8/18)

全1800カット中、738カットが完成。YouTubeに1カットUPしました。(2020/8/17)

全1800カット中、735カットが完成。(2020/8/16)
 ※この他は刺激的な映像になりますのでアップロードを控えさせていただきます。

全1800カット中、723カットが完成。(2020/8/15)
全体の約10分の4 が完成しました。17時間以上あった8mmフィルムは、1カ月かけてスキャン(デジタル・テレシネ)され、約1カ月かけて編集、 8月14日にほとんどの編集作業が終わりました。 本日から過去30年間に撮りためた miniDVなどの計約200時間のビデオ編集作業が並行して行われます。 ここでいうフィルムやビデオの編集とは、長時間撮影したフィルムから数十分を抜き出す作業になります。 現在は過去30年間の作画・撮影済素材の再撮影・再編集作業なので、わりあい早いテンポで進んでいますが、 新作の作画作業に入ったあとは 3日〜1週間に1カット上がれば よいほうだそうです。 この作品には かなり長い時間の背景動画(アニメーションで背景が動く)のカットが幾つもあります。 1カット1カ月かかる場合もあります。音楽や効果音もまだ 2割しか完成していません。新作分部の作画開始は 2020年12月頃が予定されています。

全1800カット中、716カットが完成。サブ・スクリーンの映像です。8mmフィルムで撮影。※拡大可(2020/8/14)

全1800カット中、710カットが完成。(2020/8/13)

全1800カット中、689カットが完成。(2020/8/12)

全1800カット中、685カットが完成。(2020/8/11)

全1800カット中、678カットが完成。(2020/8/10)

全1800カット中、673カットが完成。↓1990年代に8mmフィルムで撮影された群馬県桐生の夜祭「えびす講」の様子です。※拡大可(2020/8/9)

全1800カット中、670カットが完成。※拡大可(2020/8/8)

全1800カット中、667カットが完成。(2020/8/7)

全1800カット中、660カットが完成。 ※写真拡大可。2回目のクリックで大きくなります。(2020/8/6)

全1800カット中、655カットが完成。(2020/8/5)

全1800カット中、649カットが完成。(2020/8/4)

全1800カット中、642カットが完成。(2020/8/3)

全1800カット中、638カットが完成。(2020/8/2)

全1800カット中、631カットが完成。(2020/8/1)

全1800カット中、626カットが完成。(2020/7/31)

全1800カット中、622カットが完成。(2020/7/30)

全1800カット中、619カットが完成。(2020/7/29)

全1800カット中、617カットが完成。(2020/7/28)

全1800カット中、612カットが完成。(2020/7/27)

全1800カット中、604カットが完成。(2020/7/26)
YouTubeに1カットUPしました。元々「地下幻燈劇画少女椿」のために描かれた動画ですが 「座敷牢」に収録されます。本日はザ・スズナリに演劇実験室◎万有引力の実験演劇を観に行ったため1カットしか上がらなかったそうです。 霧生館から東京都内に行くには往復4時間かかります。しかし寺山修司と演劇実験室◎天井桟敷なきあと それを引き継ぐ万有引力の実験演劇を観ていると 実験上映のアイデアが無数にわいてくるそうです。

全1800カット中、603カットが完成。(2020/7/25)
1カット、彩色が終了して撮影の直前、赤い絵の具が原稿の上全面に こぼれてしまい 修整作業に追われていたそうです。
※中央の写真は、赤い絵の具がこぼれた後、すぐに雑巾でふき取ったところ との事。※拡大可

全1800カット中、601カットが完成。↓8mmフィルムで撮影されています。※拡大可(2020/7/24)

全1800カット中、592カットが完成。(2020/7/23)

全1800カット中、587カットが完成。(2020/7/22)

全1800カット中、581カットが完成。(2020/7/21)

全1800カット中、575カットが完成。(2020/7/20)

全1800カット中、572カットが完成。(2020/7/19)

全1800カット中、562カットが完成。(2020/7/18)
日本では古い建築物が次々壊されていますが、「座敷牢」では1980〜1990年代に8mmフィルムで撮影された群馬県の貴重な建物が多数写っており、 一種の「記録映画」にもなっています。

全1800カット中、553カットが完成。(2020/7/17)
※一番右の画像はCGではなく、照明の前で「ポリ塩化ビニル」を手で動かしながら8mmフィルムで撮影された映像です。
全1800カット中、545カットが完成。(2020/7/16)

全1800カット中、540カットが完成。全体の10分の3 が完成(2020/7/15)

全1800カット中、534カットが完成。(2020/7/14)
1992年〜2017年の間に作画が終了した着色画の加筆・再撮影作業はまだ全部終わっていませんが、本日より 8mmフィルム部分の編集が並行して開始されました。 8mmフィルムは 全部で約300リール(約17時間以上)あります。スキャン作業は2018年に2か月ほどかけて行われました。8mmフィルムのデジタル・スキャナーが 発売されたのがきっかけでした。「ホライズンブルー」では、300リールの中からわずか数秒の「花火」を抜き出すのに丸3日かかったそうです。 一方「ホライズンブルー」と「座敷牢」の16mmフィルムは長年行方不明になっていましたが、2019年1月に倉庫の奥から発見され、同年 ヨコシネDIAで現像とデジタル変換が行なわれました。 「ホライズンブルー」でシルエットの女性が暴れる場面などは16mm撮影です。 「座敷牢」では、8mmや16mmフィルム部分は 本編やサブスクリーンの他、開場後や休憩時間にも使用される予定です。
※左の写真は、1992年から8mmフィルム製造・現像の事実上の中止までの数年間に撮影された8mmフィルムの一部。右の2枚の写真は2019年に発見された 「ホライズンブルー」と「座敷牢」の16mmフィルムです。(写真拡大可)

全1800カット中、523カットが完成。(2020/7/13)

全1800カット中、519カットが完成。(2020/7/12)

全1800カット中、514カットが完成。(2020/7/11)

全1800カット中、513カットが完成。(2020/7/10)

全1800カット中、511カットが完成。(2020/7/9)

全1800カット中、503カットが完成。(2020/7/8)

全1800カット中、496カットが完成。一部をYouTubeにUPしました(2020/7/7)

全1800カット中、492カットが完成。(2020/7/6)

全1800カット中、490カットが完成。(2020/7/5)
客入れ時間にもオリジナル・アニメーションが場内に投影される事になりました。原田監督のこれまでの発表・未発表問わず、ほぼ全ての短編抽象アニメーションや実験アニメーションが 開場後、場内に投影されます。2009年「渋谷芸術祭」では地下鉄構内の壁に上映され、2010年には「第五屆北京獨立電影展」で上映された短編「妖精浮遊」はじめ、大量の短編 アニメーション映像が一気に見られます。短編アニメーションは現在、大部分が未撮影の状態ですが、作画はほぼ終わっているので「座敷牢」の完成が 2030年より遅れる事はありません。 以上の事情により「座敷牢」の公式表記を一部変更し「総カット数 1700枚→1800カット、総枚数 5万枚→6万枚」としました。
こちらは開場後に投影される映像です。↓作画は10年前ぐらいに ほぼ終わっていましたが、本日初めて撮影されました。
全1700カット中、487カットが完成。(2020/7/4) 1カットYouTubeにUPしました。

全1700カット中、485カットが完成。(2020/7/3) 1カットYouTubeで「限定公開」しました。

全1700カット中、479カットが完成。この写真ではよく判りませんが↓「水槽」の中で撮影されています(拡大可)(2020/7/2)

全1700カット中、475カットが完成。(2020/7/1)

全1700カット中、469カットが完成。(2020/6/30)

●今日は様々な素材を使って「ナイフで刺す、鎌で切りつける、人を踏みつける、火災、家屋倒壊」などの効果音の素材録音が行なわれました。(写真拡大可)
またバックアップ用の外付けHDDが突然壊れてしまい対応に追われました。バックアップは複数台に取ってあるので大きな支障はありません。(2020/6/29)

全1700カット中、466カットが完成。(2020/6/28)

全1700カット中、464カットが完成。(2020/6/27)

●生活費を得るための仕事と並行しながらの作業なのでペースは落ちていますが、毎日少しずつ制作作業は続いています。(2020/6/26)
全1700カット中、461カットが完成。(2020/6/25)

●仕事及び体調不良のためペースは落ちていますが連日制作作業は続いています。(2020/6/24)
全1700カット中、460カットが完成。 1カットYouTubeにUPしました。(2020/6/23)

全1700カット中、458カットが完成。(2020/6/22)

全1700カット中、456カットが完成。(2020/6/21)

全1700カット中、451カットが完成。(2020/6/20)

全1700カット中、448カットが完成。(2020/6/19)

全1700カット中、446カットが完成。(2020/6/18)

全1700カット中、444カットが完成。(2020/6/17)

全1700カット中、439カットが完成。(2020/6/16)

●6月15日は東京都内で開かれたアニメーション作家・アニメーション関係者による会合への参加のため制作作業はお休みになりました。(2020/6/15)
全1700カット中、437カットが完成。(2020/6/14)

全1700カット中、432カットが完成。(2020/6/13)

全1700カット中、428カットが完成。(2020/6/12)

全1700カット中、425カットが完成。 1カットYouTubeにUPしました。(2020/6/11)

全1700カット中、418カットが完成。(2020/6/10)

全1700カット中、413カットが完成。(2020/6/9)

全1700カット中、410カットが完成。(2020/6/8)

全1700カット中、408カットが完成。(2020/6/7)

全1700カット中、407カットが完成。追加の炎 66枚の作画・仕上作業も行なわれました。(2020/6/6)

全1700カット中、406カットが完成。(2020/6/5)

●セル絵の具について。フェイスブック に短い文と写真をUPしました。(2020/6/5)
全1700カット中、397カットが完成。(2020/6/4)

●炎上シーンの制作過程をユーチューブツイッターフェイスブックにUPしました。(2020/6/4)
全1700カット中、390カットが完成。(2020/6/3)

全1700カット中、386カットが完成。この他「火の粉」「桜」の合成用素材の作画・仕上も行われました。(2020/6/2)

●「炎」合成用素材の一部をツイッターフェイスブックにUPしました。(2020/6/1)
全1700カット中、383カットが完成。(2020/6/1)
現在「炎」の合成用 着色動画の制作も行われています。 ポスターカラーによる「炎」は 原田監督が中学生時代から一貫して使用してきた手法。「少女椿」でも使われています。 最近は100円ショップでもアルコールマーカーを販売。Seria(セリア)のマーカーが一番使い易いそうです。 「二度と目覚めぬ子守唄(1985)」に使ったマーカーもまだインクが出るそうです。※写真拡大できます

全1700カット中、380カットが完成。(2020/5/30)

●現在は合成用の「煙」素材の下地編集作業が行われています。「ホライズンブルー」で使用した合成用の光(実際は公園の池や、洗面器の水面の光の反射)と同じように、 火災のシーン等に合成する煙は加湿器や線香などであらかじめ20分ほど撮影されています。それを「右上」「左下」「ゆっくり」「激しい」「全面」などと 小分けにしていく作業です。実際に使うのは1カットあたり5秒前後ですが、ちょうどよく絵とマッチする煙の位置を見つけなければなりません。この作業は1日がかりです。 なお、実写の煙や雨(水)などを合成する手法は、ディズニー、東映動画、虫プロはじめ多数のプロダクションで使用された古典手法です。 ↓下の写真は加湿器の煙。火災のシーンなどに合成されます。 (2020/5/29)

全1700カット中、378カットが完成。(2020/5/28)

全1700カット中、375カットが完成。(2020/5/27)

全1700カット中、368カットが完成。(2020/5/26)

全1700カット中、363カットが完成。(2020/5/25)

全1700カット中、359カットが完成。(2020/5/24)
    
全1700カット中、355カットが完成。(2020/5/23)

全1700カット中、351カットが完成。(2020/5/22)

全1700カット中、345カットが完成。(2020/5/21)

全1700カット中、342カットが完成。全体の10分の2が完成しました。(2020/5/19)

全1700カット中、330カットが完成。(2020/5/18)

●昨日、誤った情報を掲載してしまい、削除いたしました。もうしわけありません。(2020/5/18)
全1700カット中、319カットが完成。(2020/5/17)


●「座敷牢」は製作が再開された1月から、1日も休むことなく作業が続けられています。※写真拡大可
1カットの平均動画枚数は20〜30枚。中には1カット200枚〜300枚のシーンもあります。(2020/5/16)

全1700カット中、311カットが完成。(2020/5/15)

全1700カット中、310カットが完成。(2020/5/14)

全1700カット中、305カットが完成。(2020/5/13)

全1700カット中、302カットが完成。(2020/5/12)

全1700カット中、297カットが完成。(2020/5/11)

全1700カット中、293カットが完成。(2020/5/10)

全1700カット中、288カットが完成。(2020/5/9)

全1700カット中、284カットが完成。(2020/5/8)

全1700カット中、282カットが完成。(2020/5/7)

全1700カット中、277カットが完成。(2020/5/6)

全1700カット中、274カットが完成。(2020/5/4)

全1700カット中、273カットが完成。(2020/5/3)

全1700カット中、271カットが完成。(2020/5/2)

●3曲目のBGMのスコアの清書が完了。また、未整理だった膨大な量のラフ(下描き。1992年〜2010年に描かれたもの)がカット番号順に整理されました。(2020/5/1)
※写真(拡大可)左より・「座敷牢」のBGMのラフスケッチ・完成した3曲目のスコア(「二人の憂鬱」と書かれています)・2020年1月までに山積みになっていた再撮影前の着色動画(これが全部ではなく他にもあります) ・2020年5月1日時点の棚の様子・再撮影が終わりダンボールに詰められる着色動画・整理前のラフ・ 既成音楽を1曲使うため日本音楽著作権協会JASRACに使用料を支払った時の証明書。

全1700カット中、262カットが完成。(2020/4/30)

全1700カット中、256カットが完成。(2020/4/29)
鍋の蓋を叩くなどして「火の見櫓」の「半鐘」などの効果音が録音されました。

全1700カット中、247カットが完成。(2020/4/28)
夜祭の場面。miniDVで撮影した映像から97枚を薄い紙に印刷し絵の具で着色。下から光を当てた水槽の上で撮影(左4枚の写真拡大可)。
また、一回乾燥させてから雨に濡れた何枚もの薄い板を擦ったり割ったりして「ぎしぎし」という「きしみ」の音が録音されました。  
全1700カット中、246カットが完成。(2020/4/27)

全1700カット中、242カットが完成。(2020/4/26)

全1700カット中、239カットが完成。(2020/4/25)

全1700カット中、235カットが完成。(2020/4/22)

全1700カット中、234カットが完成。(2020/4/21)
浴室の水や沸騰する鍋などを利用して「地獄音」「流血音」などの録音が行なわれました。
「ホライズンブルー」で使用された輝く光(風呂桶の水の反射や井の頭公園の池の反射など)は今回も兼用されています。

全1700カット中、231カットが完成。(2020/4/20)
下水道や排水口にマイクを近づけて「鍾乳洞」の音の録音も行われました。

全1700カット中、227カットが完成。(2020/4/19)

紙の下から光を当てて撮影しているところです↓(写真拡大可)


全1700カット中、220カットが完成。(2020/4/18)

紙に着色された絵の具は乾燥棚で乾かしてから撮影されますが、水滴の光の反射を利用するため時々濡れたまま撮影する事もあるそうです。 フィルム時代の商業アニメの撮影では、セルの凹凸を消すため「押さえガラス(無反射ガラス)」が使用されていましたが、「座敷牢」では 紙の凹凸を立体テクスチャーとして利用するため、レンズと被写体の間に何も置かず、そのままダイレクトに撮影されています。 「二度と目覚めぬ子守唄」の時、原田監督は「レンズの前にフィルターを付けて撮影すると鮮明度が落ちる」と直感で思ったところ、 のちにフィルムアート社の書籍で、海外の撮影監督が やはり同じ事を指摘していたそうです。 場面によって 紙の凹凸の大きさを変えるため厚い紙や薄い紙などがカットによって使い分けられています。 「ホライズンブルー」の着色画シーンでは「薄い紙」が使用され、荒々しい紙の凹凸が空気中のノイズとして表現されていました。下の写真で左が「厚い紙」、右が「薄い紙」で、紙の皺の差が 出ているのが確認できます(写真拡大可)。


全1700カット中、215カットが完成。(2020/4/17)
この他「巨大からくりの駆動音」「ナイフで刺す音」などの効果音の制作が行なわれました。

<効果音について>「二度と目覚めぬ子守唄」の主要なオリジナル効果音(足音、血が噴き出る音など)は「KORG・MS10」というシンセサイザーで作られました。「地下幻燈劇画 少女椿」は戦後のラジオドラマや小川プロなど 社会派ドキュメンタリーに参加されていた浅沼幸一氏、そしてピンク映画等で活躍されていた中村幸雄氏によって作られ、さらに「クラッカー」や「銅鑼」などの生の音が劇場で フィルムにミックスされました。 2004年、渋谷アップリンクファクトリーで「海溝庭園」というダンスと3面マルチスクリーン映像のコラボレーションを行なった時は、座席の下に数台のカセットテープレコーダー を置き、地響きの音量を最大にして椅子の下の空気を振動させる実験が行なわれました。その音源はアスファルトの路上で重い荷物を入れた旅行用のキャリーケースを引く音を カセットテープで録音し、カセットテープ式 MTR(多重録音ができる機械)で、何重にも音を重ねたものが使用されました。 「ホライズンブルー」では、主人公・春子が窓を開けベランダに出るシーンは、モノラルからステレオに切り替わります。 この時、実際の風の音に加え、クリアファイルや下敷きなどに使われる薄い板状のポリ塩化ビニルやポリプロピレンを振って歪めた音も使われています。 「少女椿・公式デジタル版」も、ラストだけステレオ(正確には「2チャンネル・モノラル」が左右に動く」になるのですが、 現在のデジタル・サラウンド仕様になっている映画館だと、左右に音が移動するホロフォニクスのような効果は逆に上手く出ない事が今回の上映でわかったそうです。 2000年のザ・スズナリでの「少女椿」の上映の時は、観客席の左右天井に2つのスピーカーを取り付け、別音源で出力し、音が観客席上空を移動するようにしたそうです。 「座敷牢」の「巨大からくり駆動音」は「工事現場の機械音」や「アスファルトをこする音」「鍋で煮立った音」「湿った地面を歩く音」などを録音し、 音響ソフトでスピードをゆっくりにしたり、グラフィック・イコライザーという音質を調整できる機能を使い低音を強調したりして作られています。 「殴る音」については以前記しましたが、「ナイフで肉体を刺す音」は、雨上がりなど「湿った森の石をこする音」などを録音し、スピード調整・音質調整して作られています。 また血液や液体、内臓や肉片の音は「たっぷり水を浸み込ませた ぞうきん」を叩きます。その時マイクをぞうきんに可能な限り近づけて録音します。

全1700カット中、212カットが完成。(2020/4/16)
※この他「巨大からくりの駆動音」などの効果音の制作が行なわれました。

全1700カット中、209カットが完成。(2020/4/13)

全1700カット中、207カットが完成。(2020/4/12)

全1700カット中、206カットが完成。(2020/4/11)
※この他「森の環境音の録音」や「殴る音を人物の動きに合わせて貼り付けられるよう一つ一つバラバラにする作業」などが行なわれました。

全1700カット中、205カットが完成。下の2枚の写真(拡大可)は「簡易マルチ撮影」です。(2020/4/8)

全1700カット中、202カットと 2曲目のBGMのスコアが完成。(2020/4/7)

全1700カット中、200カットが完成。(2020/4/4)

全1700カット中、198カットが完成。(2020/4/3)

全1700カット中、194カットが完成。(2020/4/2)

全1700カット中、190カットが完成。(2020/4/1)

全1700カット中、187カットが完成。(2020/3/31)

全1700カット中、185カットが完成。村で虐めや暴力に遭い続ける主人公・左吉少年。土の汚れや汗、打撲の跡などが体じゅうに付いています。 かすれたカラー水性ペン(中字か太字)の穂先をつぶして刷毛のようにすると、程よい汚れのタッチが付けられるそうです。 ※画像サイズをさらに小さくすることにいたしました。よろしくお願いいたします。 (2020/3/30)
●完成した「極彩色肉筆絵巻 座敷牢」のBGM「謎の暗黒曲馬団」を YouTubeにUPしました。 右側の写真は録音中の風景(拡大可)。曲の基礎部分(ドラムやピアノなど)の音楽ソフトへの音符打ち込みを終えた後、 楽器とミキサー、パソコンを接続コードで繋いでの録音。当初半日で終わらせる筈が、パソコントラブル等で、結局、ミックスダウン(曲の各パートを最終調整して完成 音源を音楽ファイルとして書き出す作業)まで1日半かかってしまったそうです。 (2020/3/29)
全1700カット中、176カットが完成。やっと10分の1が完成しました。(一部画像にモザイクを入れております)人物の着色には油性マジックやデザインマーカー、 ポスターカラー、水彩絵の具の他「水性カラーペン」が使用されています。水性ペンはインクがかすれてきたらキャップを取って水を入れると、 なめらかな描き味になるそうです。(2020/3/27)
全1700カット中、168カットが完成。この日は野外で「集団暴行時の足音」「森の環境音」「池の水の音」「岩に激突する音」などの効果音が録音されました。 またBGM 1曲の打ち込み部分(10トラック)の作業が完了しました。 →一番右の写真(拡大できます)は、蝋燭の炎の部分に懐中電灯を当てながら撮影されています。 1カット1カット露出や照明位置を変えたり、フィルターをかけたりしながらの撮影なので手間と時間がかかります。 (2020/3/26)
全1700カット中、164カットが完成。写真(拡大できます)は、水中シーンに使う厚手の「ポリ塩化ビニール」(既述)。 火災のシーンにも使います。 湾曲の程度が違うものが数種類用意してあり、湾曲の大きいものほど映像の歪みが大きくなります。フィルム&セル時代の商業アニメでは「波ガラス」と呼ばれる 凹凸のついた複数の種類の透明ガラスを絵の上に置いて映像の歪みを表現していました。 (2020/3/25)
全1700カット中、161カットが完成。70枚かけて背景が動くカットなどが加筆修整を経て再撮影されました。 音楽ソフトに打ち込まれた音符の量もだんだん増えてきました。(2020/3/23)


●過去作画済みの着色画のうち、多少の手直しだけで撮影できるものは殆ど撮影してしまったので、 現在は修整や加筆に時間がかかるカットの作業に入っているそうです。「座敷牢」は1カット平均30枚。多くて100枚、300枚のカットもあります。 長時間上映による観客の負担を少しでも減らそうと、当初は1時間55分までカットしたのですが、過去作画済みのカットの分量が多く、 現在の上映時間は2時間2分。最終的に2時間5分〜10分になってしまうかもしれないとのこと。でも休憩がありますのでご安心を。 「ホライズンブルー」の休憩時間は5分でしたが、各劇場の様子を見ていて「4分がちょうどよいかも」と思ったそうです。 最近は前奏曲や休憩のある映画が殆ど無く、3時間以上の映画でも休憩無しに一気に上映するようになりましたが、特にトイレの近い体質の人にとっては 休憩は重要かもしれません。なおトイレの問題とは別にアルフレッド・ヒッチコック監督「ダイヤルMを廻せ!」は1時間45分の映画ですが、 立体映画と映写機の関係で途中休憩が入ります。「休憩」に対しどう対応するかでその映画館の力量や理解度、経験値がわかります。(2020/3/22)
全1700カット中、159カットが完成。過去に作画した絵を1枚1枚修整しながらの再撮影が続いています。同時に音楽ソフトへの音符の打ち込みが行なわれています。 いずれも膨大な量なので、毎日コツコツと作業し続けるのが大事のようです。 →右端にある絵は1992年に描かれた「座敷牢」の脚本。副題には 「極彩色肉筆流血動画」と書かれています。「"玲子"は本当は着物姿で迷路をさ迷う方が雰囲気が出るが、着物のままだとラストのアクションがしづらくなる。 また今回は自由な社会への脱出劇なので結局ラストは"1960年代の洋服"になった」そうです。立ち上がる女性教諭を描いた1959年の自主制作(独立プロ)映画「人間の壁」 の香川京子さんの服装を参考にしたそうです。 「ホライズンブルー」は最安価のコピー紙(PCC用紙)が使われ、紙の皺や波うった感じをそのまま撮影していましたが、 「座敷牢」では厚口の上質紙が使われ紙の凹凸の表現が抑えられています。 (2020/3/21)
全1700カット中、152カットが完成。「座敷牢」はカメラ撮影がメインですが、「ホライズンブルー」や「日本の昔ばなし(原田監督担当回のみ)」はスキャナー による取り込みが多く、その場合、1カット1カット、何枚もの特殊フィルターが絵に重ねてありました。 そのフィルター構成が、デジタル的な画質を消し、フィルムっぽく見せている秘訣だったのです(単純にフィルムノイズを重ねているだけではありません)。 2011年頃、「どうやったらフィルム調の画質になるか」を考えぬいた末「同じ色の数値が できないようなフィルターを作れば良い」事を発見。実際に試してみたら大成功。「ホライズンブルー」は最初の頃、その特殊フィルターをかけていませんでしたが、 後から全部かけなおしたそうです。誰も考える事は同じなのか、ある商業アニメのカメラマンにそのフィルターを見た時「実はこれうちの会社でもやっていて 企業秘密になっているんです」と話していたそうです(*2013年頃の話)。ちなみにそのフィルター効果は見ている人は絶対に気づきません。 「妖怪人間ベム(2006)」の頃は、まだそのフィルターを考案する前で、映像に様々な工夫はしているのですが、 それでもデジタルっぽい質感を完全に消せなかったそうです。1980年頃、テレビでビデオ撮影のドラマが主流になった頃、ビデオ映像をフィルムっぽくみせる 機械が開発されたと新聞が報じました。原田監督が実際に確認したところ確かにフィルムのように見えたそうです。ただしその業務用の機械は高額でその後 普及しなかったらしいです。
※下の図で、Aがデジタルで作画した絵、Bがフィルムで撮影した風景。どうしたらAをBのようにできるか? フィルムは例えば青い空一つとっても同じ数値の色(ドット)が存在する事はありません。なので同じ色にならないように単純に「ある物」を上に重ねればよい訳です。 四隅を暗くしたり四隅をぼかす方法は2000年頃から考案されていましたが、今回の答えはそれではありません。もう一つ重要な何かが必要なのです。もしよかったら考えてみませんか。 (2020/3/20)
●「座敷牢」を支える画材&道具(写真拡大できます)。a は乾燥棚(三起社製)。一度に何十枚も塗った絵の具を乾かす必需品。 b は着色に使用するニッカーのポスターカラー。「小学校の図画の時間サクラのポスターカラーを使わされたが品質はニッカーが一番」との事。 c と d は水彩紙のシリウス。画用紙は凹凸面が格子状になるのが嫌で、凹凸面がランダムのシリウスを愛用しているとか。 A4サイズにカットしたものは池袋の世界堂にしか売ってないそうです。「日本の昔ばなし」「ホライズンブルー」の背景画はすべてシリウス紙を使用しています。 e は左から輪郭線を描くパイロットsuperプチ中字(水性顔料で、上から水彩絵の具で塗っても水にほとんど溶けません)、デザインマーカー、 筆。筆は殆どが日本画用。平筆。面相、角ゴチック、丸ゴチックなどの種類とメーカーは用途に応じて使い分けます。 f はデジタルカメラ。オリンパスの「C-770ウルトラズーム」。座敷牢用に2004年頃に購入したもの。ただしHDの無い時代の商品なので 動画は640×480pixelが最大との事。g と h は三起社製のアニメ撮影台。ハンドルを回転させる事で、カメラやタップ(絵を固定する装置)が 動き、移動撮影などができます。これらの画材や道具は大切に使えば20年以上持ちます。 デジタルカメラの新機種がどんどん出て、三脚のネジの口径まで変わってしまい、三起社に相談したら変換アダブターを作って無料で送ってくれたそうです。(2020/3/19)
a b c d e f g h
全1700カット中、147カットが完成。 「座敷牢」は原点ともいうべき8mmフィルム時代の作品と同じ手法で作られています。用紙はB5の上質紙(コピー紙)。着色はデザインマーカーやニッカーのポスターカラー、 色鉛筆。輪郭線はパイロットsuperプチ・中字。 普通の水性のサインペンはすぐ水に溶けてしまいますが、superプチで使用されている水性顔料は、上から水彩絵の具やポスターカラー、マーカーで塗っても にじまないのです。 鉛筆で輪郭線を描く場合は、一回旧式の乾式コピー機でコピーすると水をはじくので(しかもフィルム&セル画時代に使われていた「トレスマシン」のような味わいも出る)その上から絵の具を塗っていたそうです。 「ホライズンブルー」や「日本の昔ばなし」の手彩色画はすべてその方法がとられていました。 また「座敷牢」は殆どのカットが、背景も1枚1枚、動画に描き込まれています。これは原田監督が中学生時代8mmフィルムでアニメーションを作るきっかけになった 1914年のアニメーション映画「恐竜ガーティ(Gertie the Dinosaur)の影響によるものです。なのでよく見ると人物が動くのと一緒に 背景もわずかに動いて見えるのです。 (2020/3/18)
全1700カット中、139カットが完成。かなり残酷な場面も完成しているのですがとてもアップロードできません。 原田監督は全編暗く陰惨な感じにしたかったそうですが、30〜40歳代に作画済みの絵が、 かなり70年代のテレビアニメっぽいので「もしかしたら思ったより重くならないかもしれない」との事。(2020/3/17)
こちらは「C-1236」の「原画」(清書する前の絵)です。↓怒ると顔に赤い模様が表れるのは歌舞伎で使われる「隈取」です。(拡大表示できます)
全1700カット中、132カットが完成。この数十年の間に作画が完了したカットを整理しながら、1枚1枚、修整・加筆してからの再撮影が連日行われています。 作画済のカットはダンボール5箱、ラフ(下描き)が完了したカットはダンボール6箱分あります。 編集ソフトに取り込む撮影済みのデータは「ホライズンブルー」から一貫して「ムービー」形式ではなく「連番」形式(静止画化した状態)で書き出されています。 これは原田監督が2001年、初めてテレビのデジタルCGアニメの仕事をした時、ベテランのCGディレクターから教えてもらった事で、連番にする理由は、 万が一事故でデータが壊れた時、ムービー形式だと全部が一瞬にして使えなくなるが、連番形式なら一部でも救出できる(フィルムと同じ理屈)からだそうです。 なお原田監督や、知人のアニメーション作家の方は皆、複数の外付けHDDにバックアップを取って様々な場所に保存しているそうです。もし事故で 家にトラックや航空機が激突したり(実際にそういう事故がありました)大地震や洪水、火事等で家が壊れた時、、バックアップを一か所にしか保存していないと、 10年〜20年かけて作った作品素材が一瞬で消え、それまでの苦労は水の泡になってしまいますが、何か所か離れた所に保存しておけば救出される確率は高くなります。 アニメーション作家の方は、外出時、作りかけのデータを必ず携帯しているそうです。留守の時、家に何が起こっても大丈夫なように。 (初見のインパクトを損なわないようにするため、完成スチルは一部を除いて拡大表示できません。ご了承の程よろしくお願いいたします)(2020/3/16)
全1700カット中、129カットが完成。(写真拡大できます↓) 写真 a b はマルチプレーン対応の撮影台(既述)です。左・右・上・下、どこからでも照明(可動式)を当てる事ができます。 これによって1カット1カット、内容や登場人物の心理状態などに応じて、明るさ・暗さ・色調・ボケ具合などを調整して撮影されます。 あとでデジタルのソフトで調節するのではなく、フィルム時代のように1回失敗したらもう一度やり直すという条件が独特の緊張感を生むのだそうです。 原田監督は、8mmフィルム時代の照明は、ブルーのレフランプ(フラット)500ワット2灯(具体的には東芝フォトリフレクタランプ・デイライトカラー用。 フィルムは富士のデイライトタイプを使用)を使用していましたが、現在はデジタルカメラを使っているので、20ワット程度のLEDと100ワットの白熱球の併用で 十分で、場面に応じて替えているそうです。 c は「ホライズンブルー」で使用する予定だったのが上映時間の都合で入らなかった動画。41枚かけて赤いつたのような葉や茎がうごめきます。 めずらしくタップ(固定器具)とタップ穴付き作画用紙で撮影されています。作画後、位置修整の必要が生じたためでタップ付き撮影にしたそうで、 2時間の作品の中で2カットほどしかないそうです。他はすべて「角合わせ撮影」(既述)です。 d は下からライトを当てて撮影したカット。紙の下から光を当てるとフィルムのように、ノイズやフィルム現像時の増感(感度を上げる事。多くが粒子が 強調された映像になる)のような粒子がちらつきアナログ感が出ます。 e は照明をややアンダーにしたカット。 f g はさらに暗めにして撮影したカット。動画で描いた波しぶきの上に、さらに彩色時に筆で、しぶきを足し、さらに スポンジに絵の具をつけて叩いたり、スパッタリング(金網や歯ブラシなどを使って粗い粒子のタッチをつける)などを併用し 波や水しぶきの感じを出します。これは東映動画が創設時(1950年代)から80年代まで、テレビ・劇場用問わず一貫して行なっていた伝統手法で「波タッチ」と呼びます。 スポンジやスパッタリングによる水しぶきのタッチ(「特殊効果」と呼びます)は、主に70年代、タツノコプロ等他社のアニメ会社でも行なわれていましたが、 セル画に1枚1枚、筆の穂先で水しぶきを足すやり方は東映動画独特のものです。「二度と目覚めぬ子守唄」からその手法が採用されていました。 原田監督は20歳代フリーランスのアニメの労働組合(近藤喜文氏監督や芝山努監督 が加盟していた「映像文化関連産業労働組合」。1965年結成、2019年解散)に加盟しており、 東映の労働組合とも共闘・交流関係にあり、東映動画や東映京都撮影所の組合員に 現場の技術的な話を詳しく聞くことができたといいます。 なお、Windows10(64bit)で、昔のWindowsXp(32bit)用のソフトが正常に作動しない件は、すべてのファイルをデスクトップに置いて作業すると やや改善する事を発見したそうです。(2020/3/15)
a b c d e f g
全1700カット中、122カットが完成。(写真拡大できます) 3/13は、80枚かけて水中でばらばらになる魚のカットが撮影されました。写真のように カメラのレンズの前に透明で厚手のポリ塩化ビニールを置いて撮影すると水中の感じが出るそうです(100円ショップで売っている もので十分)。デジタルソフトのエフェクトを使うより「味」や 「臨場感」「空気感」が出ます。カメラ撮影と並行して、毎日少しずつ音楽ソフトへの音符入力が並行して行われています。 (2020/3/13)
●3/12は、音楽(BGM)のスコアが1曲完成したので音楽ソフトで打ち込み(音符の入力)が開始されました。「座敷牢」では極力、機械による「打ち込み」は 使わない方針ですが、今回完成した曲は テンポが速く転調も多く、演奏が難しいので、この曲のみドラムとピアノのみ打ち込みにしたそうです。 海外曲馬団の乱舞シーンの音楽で、当初このシーンはカットする予定だったのが、素材を調べてみたらほとんど作画が完了していたので、 もったいないのでやはり入れる事にしたそうです。 またこの日は棚に山積みになっていた過去作画された「座敷牢」の原画・動画・着色画・背景画の総チェックが行われました。 やっとこの25年間描いてきた素材が把握できたそうです。(写真拡大できます)一緒に、何十年も前に描かれた「少女椿」「二度と目覚めぬ子守唄」や 中学・高校生時代の8mmアニメの画稿が見つかり「少女椿」は こちらにUPしました。 (2020/3/12)
全1700カット中、120カットが完成。今日は東日本大震災、そして福島第一原子力発電所の爆発事故から9年。ご覧になられた方は ご存知かと思いますが「ホライズンブルー」でも2011年3月11日の光景が一瞬映ります。また「二度と目覚めぬ子守唄(1985)」のラストに出てくるのは原子力発電所と 火力発電所を融合させた架空の発電所だそうです。「二度と目覚めぬ子守唄」が制作された1980年当時、原子力発電所だけでなく、火力発電所も問題になっていたのだそうです。 本来どんな題材を描くにせよ映画や映像作品は世界中の事象や歴史と常に連関 しているのです。この数日原田監督は複数の持病が少し悪化し寝たり起きたりでしたが薬の量を少し増やし様子を見ているそうです。通院歴25年にもなると、 患者の判断による薬の増減は主治医から認められているそうです。 本日は1カット=150枚で20秒間フルで背景が動くシーンが撮影されました。また毎日少しずつBGMのスコアのパート譜(ドラムやベース、各楽器の譜面)が 書き込まれています。 (2020/3/11)
全1700カット中、119カットが完成。本日からデジタルカメラによる再撮影が始まりました。カメラ撮影は1カット1カット丁寧に撮っていくので 1日1カット仕上がれば早い方だそうです。(以下の写真は拡大できます)。写真aはマルチプレーン対応の撮影台による撮影風景。今日は主人公・左吉の180度回り込みの カットが撮影されました。原田監督は8mmフィルムでアニメーションを作り始めた中学生の頃から、アニメ業界で使用している「タップ(作画用紙固定器具)」 を一切使わず、一貫して「角合わせ」方式による撮影を行ってきました。これは撮影時間の短縮のためです。「二度と目覚めぬ子守唄」の時は 浮世絵など江戸時代の版画などで使用された「見当」という「紙の位置を合わせるパーツ」を自作して使っていましたが、現在は養生テープで目印(印刷で使う トンボのようなもの)を貼るだけだそうです。 写真bは現在生産中止になって使えない過去のメディア。右からVHS-C、MiniDisc、DAT、miniDV。「座敷牢」は1992年から製作が開始されました。 当時は、フィルム、セル、セル絵の具などが相次いで生産中止の方向に流れ、しかもパソコンのスペックは現在の50分の1程度で、当時はまだ パソコンで映画を安定して作れる時代ではありませんでした。しかも当時映画制作に使えるビデオ類は「コマ撮り(動画を1枚1枚撮影する事)」の機能が無く (民生用ビデオは4コマ(6/24秒)のコマ撮りしかできず、自由にコマ撮りができる業務用は数百万単位という金額) アニメーション作家にとっては苦難の時代でした。当時アニメーション作家の中にはコマ撮りできる機械を自作してビデオに取り付けたりしてフィルムカメラの代用 としていた人もいました。 写真cはこれまで撮影・録音してきた素材。現在、これらの素材をパソコンに再取り込みをしているところです。 製作費を少しでも下げるため「少女椿」も「座敷牢」も当時原田監督が勤務していたアニメ制作会社の奥の物置に 埃をかぶって使われてないタイムシートやレイアウト用紙が利用されました。 写真dは1970年代の「タツノコプロ」のタイムシートです。 (2020/3/10)
a b c d
全1700カット中、117カットが完成。連日 過去数十年間に作画が完了していたカットの再撮影・再編集が続けられています。 作画済みの絵は膨大な量にのぼります。並行して効果音や音楽の作業も行われています。 (2020/3/9)
全1700カット中、112カットが完成。今日からカメラ撮影作業に移る予定でしたが、数十年前にスキャンした画像やビデオ変換した映像が見つかり、そちらの 再編集作業が優先されました。原田監督は20〜40歳代、仕事をしながら自主制作をしていたので、移動中や勤務先の空き時間に作画する事が多かったそうです。 今日見つかった映像は、まだWindowsもMacも無かった1989年頃、原田監督がアルバイトしていた某テレビ局報道センター内にあった初期CGマシン 島精機「SDSシステム」でデジタル作画され(当時、仕事の無い時間、 局内での自主制作は公認されていました)局内のβcam(業務用ビデオ)に記録、その後 イマジカや東京現像所のビデオセンターなどでSVHSに変換されたものです。この映像は 数十年前、中野タコシェで極秘販売された「二度と目覚めぬ子守唄 DVDR」の特典映像として見られるほか、その一部はきゆばるYouTubeにUPされた 「座敷牢撮影テスト2009年バージョン」で見る事ができます。 「座敷牢(デジタル版)」の再編集時、少しでも上映時間を短くしようと思ってカットしようと思った所に限って過去に作画が完成されていたりして、 カットするのが惜しいので全部結局全部入れているそうで、上映時間は「1時間55分」から5分増えて、現在「2時間」になっているそうです。 また並行してBGMの楽譜の清書作業も行われています。 ちなみに原田監督はテレビ局報道センター勤務時代、様々な仕事を担当しましたが、深夜の緊急速報で放送された昭和天皇の最初の下血グラフ(臨時版)のCGは ちょうど深夜勤務中だった原田監督によるものです。 (2020/3/8)

●右は明日から使う撮影台の写真(拡大できます)。大きな三脚のような金属は、三起社製のフィックス(固定撮影)専用の撮影台。 ハンドルがついていて分割移動ができるようになっています。台の底は取り外しができるようになっていて、 底に透過光(光を使った特殊撮影)用の白熱ランプを置けるようになっています。 その上にマルチプレーン撮影用のガラステーブルが置いてあります。 ガラステーブルは一般家具ですが、中段の2つのガラス面が自由に動かせるようになっています。右の2枚の写真は「ホライズンブルー」終盤、春子の回り込みシーンの撮影風景です。 (2020/3/7)
全1700カット中、73カットが完成。これまでは、着色原稿は見当たらなかったものの、奇跡的に見つかった(2000年頃使っていた外付けHDDは2台あり、うち1台は 壊れて作動せず、もう一台のファイルが無事だった)何十年も前に古いパソコンでデータ化したファイルを、 画像サイズや縦横比、拡張子などを修正して編集ソフトのタイムラインに組み込む作業が行われていました。今日でその作業は完了したので、明日からは現存する着色原稿を新たに 「デジタルカメラで撮影→撮影ソフトに取り込み →編集ソフトに取り込み」、または「過去スキャン済のデータを撮影ソフトで再撮影」あるいは「過去、VHSやβcam、DVDRなどに記録した映像を修正して再編集」の作業に移ります。 これら膨大な過去素材はすべてバラバラの状態で保存されており、それが全1700カットのどのカットに当たるのか 絵コンテと照らし合わせながらの撮影作業になります。カメラ撮影は1カット1カット照明や露出、フィルター効果を変えて撮るため、今までのような早いペースでは 完成数は増えないとの事です。さらに確定申告もあるのでペースはさらに落ちるかも、との事です。 今回も「ホライズンブルー」のように実写によるドキュメンタリーシーンが入りますが、こちらの編集はかなり大変なので 「ホライズンブルー」同様、一番最後の作業になるそうです。 (2020/3/7)
全1700カット中、58カットが完成。本日も1分間450枚・フルアニメーションで動き回るカットが完成しました。 また、虐めや暴力のシーンで使う「殴る音」の別バーションも録音。大きなペットボトルやほうきの柄などで、クッションや原田監督自身の体を叩く音を録音後、 グラフィック・イコライザーで音質を調整します。現在、映画や商用アニメーションなどでは殴る音や切る音などが「バシッ」「グサッ」など パターン化しがちなので違う方向の音を模索したいとの事。「ホライズンブルー」冒頭の写真撮影のシーンでカメラのシャッターを切る音が出てきますが、 これは旧式のカセットテープレコーダーのボタンを押す音を3回録音して重ねたもので、予告編でも聴く事ができます。 「ホライズンブルー」も「座敷牢」も、頬を叩く音は監督自身の手や皮膚を叩く音を使用しています。 また本日こちらの音源を購入したそうです。 (2020/3/6)
全1700カット中、53カットが完成。今まで「ホライズンブルー」で使っていた手製の撮影フィルターや、BANK(使いまわし素材)が、全部「ゴールデンセクションサイズ」 だったので、今日は「座敷牢」用の縦横比に作り直す作業などが行なわれました。 撮影ソフト「レタス」(32bit)はWindows10の最新機(64bit)ではたびたびフリーズするので、1日に何回も強制終了したり、 古いWindowsXP機で作業したりが続いています。(2020/3/5)
全1700カット中、48カットが完成。1カット45秒フルアニメーションで動くカットなどが編集ソフトのタイムラインに乗りました。 1カット300枚、400枚など結構あるそうです。原田氏曰く「今作画したらホライズンブルーのように 重い感じになると思うが、作画済のカットは30歳代〜40歳代に描いたもので、重く過激な脚本に対し70年代のAプロ(当時の東京ムービー系の作画会社)のような 快活な動きになっている」そうです。 昔知人から貰ったフランス製の鍋で原田氏が酒粕を煮込んでいたら「ごごごご」という大きな音がして即録音。巨大からくりの駆動音に使えそうとのこと。 (2020/3/4)
全1700カット中、44カットが完成。今日は全140枚・20秒間動き続けるカットを仕上げたそうです。「少女椿」「ホライズンブルー」は静止画が多かったですが「座敷牢」 は かなり枚数をかけて動かしているようです。池に物を落とすシーンで「ホライズンブルー」で録音した「子どもを浴槽に落とす」水音を兼用しようとしたら、雰囲気が合わず、 結局浴槽で録り直したとか。浴槽で録るといかにも浴槽ぽい反響音がするので、あとでグラフィック・イコライザーで音を修正する作業が必要になります。 効果音作業は後に残すと膨大な量にめげてしまうので、その場その場で付けていくのがコツだそうです。秒数の長いカットは、先述のように Windows10で撮影ソフト「レタス」がフリーズするので、WindowsXPを立ち上げての作業になっています。 (2020/3/3)
●3/1の投稿で「効果音の録音にICレコーダーを使っている」と書いてしまいましたが、ICレコーダーを使っていたのは2000年頃で、現在は「リニアPCMレコーダー」(写真) を使用している そうです。すみません、本文も差し替えさせていただきました。「リニアPCMレコーダー」は音がデジタルっぽくクリアになりすぎなので、1回1回音を古風な感じに劣化させる 作業が必要との事です。(2020/3/3)
●原田監督が病院(複数の持病の定期診察、月平均3日)や、仕事、大きなデモ参加などのため埼玉県から東京都内に出る日は映画制作は休みになり、 このページの報告もお休みいたします。(2020/3/2)
全1700カット中、38カットが完成。本日は林(写真・拡大できます)の中で効果音の素材録りが行われました。 土の上で足音や、いじめのシーンで使う「ぎしぎし」という音などを録音。昔はDATやミニディスク、ICレコーダーなどが使われましたが 現在は「リニアPCMレコーダー」が使用されています。現在ならばスマートフォンでも十分かもしれません。素材を録音したあと ファイル分けし、イコライザーで音質が加工されます。 「ホライズンブルー」は1990年とはいえほぼ現代の都会の話なので、効果音は家の中や街などですぐに録音する事ができ、 現代劇用の効果音の素材は、街の音や交通音など、何十年もかけてすでに5000近くのライブラリーができています(写真・拡大できます)。 しかし「座敷牢」は1960年代の田舎が舞台。 聴こえる音もかなり違い、ほとんど一から作らなければなりません。 本日は廊下を歩く時の「ぎぎぎ」というきしみの音や殴る音の録音も行われました。ちなみに「ホライズンブルー」第二部で戦時中の日本兵が森の中を歩く足音も この林で録音されました。 (2020/3/1)
全1700カット中、31カットが完成。現在は過去に作画を終えたカットを、トリミングやフォーマット変換して最新のパソコンと編集ソフトに取り込み直しているだけなので ペースがやや早いですが、作画の新作作業に入ると ペースが落ちるそうです。Windows10での撮影ソフト「レタス」の不具合(8分以上の長いカットや300枚以上の動画になるとフリーズする)は「レタス」は32bit用のソフトなのに Windows10(64bit)で動かしているのが原因だったようです。WindowsXPで試したら問題なく動いたので、今後は Windows10とWindowsXP両方で作業する必要があるとのことです。(2020/2/29)
●「再撮影」と、再撮影が終わったカットの編集作業が続いています。編集ソフト・プレミアの不具合(連番(静止画に分解された状態の映像)が正しくタイムラインに読み込めない)は 「プロジェクト設定」という一番最初に行なう基本設定が違っていたのが 原因の一つと判り(「AVCHD HD1080p30」が「AVCHD1080p60」になっていた)1ロールだけ 新しい設定にして最初から編集をやり直ししたそうです。 それでも現在までに全1700カット中、25カットが完成しました。 内容的にインターネットで公開できる絵が少ないです。近年は映画をインターネットやスマートフォンで見る時代になってしまいましたが、霧生館の作品は インターネット公開用に作られていません。あくまで小劇場の暗闇で映写する事を念頭に撮影・技術設計されています。そして劇場で観客の皆様からいただいた 入場料金が作家の生活費や映画の製作費、上映経費に充てられます。 なおインターネット公開用のスチルは画像サイズを極小にし、念には念を入れて一部にモザイクを入れています。 (2020/2/28)
●パソコンのOSが WindowsXP(ホライズンブルー制作中)の時代には何の問題もなく動いていた撮影ソフト「レタス」や編集ソフト「プレミア」が、 Windows10に替えてから原因不明の不具合続きだそうですが、何とか現在までに、全1700カット中、18カットが完成したそうです。 引っ越し続きで何十年も所在不明になっていた「ホライズンブルー」の幻の初期原画も見つかったらしいです。大昔の作画済みの用紙を 整理しながらの撮影作業が続きます。今はまだ「再撮影」作業なので、新作の作画には入っていませんが、座敷牢の殆どのカットはすでにラフ(粗い下描き)が 終わっているとの事。現在作業中の映像の一部は きゆばるのYouTube→座敷牢撮影テストで見る事ができます。 (2020/2/27)
●連日、過去の作画済み画稿の「再撮影」の作業が続いています。当初「座敷牢」は「ホライズンブルー」と同じ「ゴールデンセクションサイズ(スクリーン縦横比 約 1:1.6)」で 撮影される予定でしたが、1960年代の田舎が舞台なのに横長のスクリーン縦横比はやはり不自然であるのと、ラストに画面が横に拡大する効果を増幅させるために 最初の1時間半は古い映画の縦横比(1:1.3)に近い座敷牢オリジナル・スクリーンサイズ「1:1.4」になったので、1カットずつ両横を切る「トリミング」の作業が必要となっています。 現在、完成形として編集ソフト・プレミアのタイムラインに乗ったのは1700カット中11カットです。 撮影ソフト「レタス」は Windows10に替えてから やはり時々フリーズするそうです。 ※追記:これまで座敷牢の総カット数を2000カットと書いてしまいましたが、約30分カットした事になり1700カットぐらいになるそうなので、本日以降「1700カット」と表記するように 致します。 (2020/2/26)
●すでに作画が完了しているカットの「再撮影」が始まりました。撮影ソフトはレタススタジオ(コアレタス。WindowsXPの時代のソフトウエア)が使用されていますが、 Windows10に替えてから、書き出し時にたびたびフリーズするそうです。 レタスの前は「アニメスタジオ」というソフトを使っていて、 やはり1カット300枚の書き出し時に毎回フリーズしたのでレタスに替えたそうです。 絵コンテは「自分だけが分かればよい」ので、かなりラフになっています。 作画済みのカットがあるとはいえ、全2000カット。1日1カットずつ仕上げても6年はかかります。 子どもが小学校に入って卒業するぐらいまでの制作期間がまずは必要です。 (2020/2/25)
●本編に使用される音楽全11曲のメロディとコード(和音記号)が17枚の譜面に記録完了。また本編の映像の画質の「粗さ」(スキャン・解像度・書き出しサイズなどの数値)が 決定されました。「ホライズンブルー」は十数年前の WindowsXPとプレミアエレメンツ・バージョン2で作られ、まだHDなどの高画質で書き出しできない時代でした。 720×480に上下黒マスクで切った720×427というかなり小さい映像だったので、ある意味、映像全体が汗をかいたような粗い画像になっていました。 「ホライズンブルー」完成後 WindowsXPのパソコンは壊れ、昨年 Windows10・プレミアエレメンツ2019を購入。書き出しサイズの選択肢は増えましたが「1960年代の田舎が舞台なのに高画質・クリアな映像はおかしい」と、 意図的な粗さの数値を決定。B5のコピー紙に作画した絵を798×580pixelというサイズに変換して編集ソフトに取り込みます。 これは HDサイズの約半分の解像度ですが「ホライズンブルー」よりはやや鮮明です。近年古い映画が次々クリアにリマスターされるなか、基準にしているのは 60〜70年代の邦画(写真)の古い質感だそうです。クライマックスはワイドスクリーンになり「地下幻燈劇画少女椿・赤猫座興行」のように3面マルチ上映になるそうです。(2020/2/24)
●事務連絡:現在原田監督は「座敷牢」の制作に没頭し過ぎていて他の事務作業が全く手につかない状況です。電話も出ないので連絡はメールだけ。外部から様々なご提案・企画を頂いたり、 当初「ホライズンブルー」アーカイブ制作なども予定されていたのですが、この感じだと、かなり先になるかもしれません(数年先になるかも)。資料をご提供いただいた関係者の皆さんすみません。 海外のファンの方に約束していた高校時代の8mmフィルム作品のデジタル化も、たぶんしばらく無理です。もしかしたら「座敷牢」完成予定年の10年後になるかも。 「少女椿」初公開時の写真資料公開も25年後でしたし「ホライズンブルー」の時、作品が完成間近はさらに制作に没頭していたので、しばらくの間他の事が手に付かない状態が 続くと思います。 (2020/2/23)
●「座敷牢」全体の台詞編集が一段落し、音楽を入れる場所と分量がわかったので、現在はBGMのラフ・スケッチが進められています。今回も「ホライズンブルー」のように 全体の半分の音楽は外部の複数ミュージシャンに依頼しすでに何年も前に完成しています。 原田監督は加齢や持病による体の衰えを感じ「生きているうちに多くの自主制作作品を完成させたい。 描きたい題材が山ほどあるので、もうテレビアニメの仕事には戻らない」との事。 1〜3月までは電話を鳴らないようにして、病院の定期診察の日を除き連日アトリエに籠っていますが、1日最低5000歩は歩くようにしているそうです。 (2020/2/22)
●霧生館アトリエ。写真は背景作業用の机です。鉛筆作業の作画机と、背景机、パソコン作業机は別々で、 全部で三つの机に分かれています。 背景には一貫して「ニッカー」の絵の具が使われています。机は三起社製です。ニッカー絵具株式会社  有限会社三起社 (2020/2/22)
       
●「座敷牢」(当初2時間26分)を短くする再編集作業が完了し、本日上映時間が決定しました。「1時間55分(4分休憩を含む)」です。 (「ホライズンブルー」は4時間を大幅カットし 1時間52分(5分休憩含む)でした)。 今回やむを得ず休憩を入れる理由は、傷病により1時間毎に休憩が必要な人が少数でも存在する事と、 原田監督自身が持病により2時間連続の上映が耐えられないためです。 今回、休憩無しの1時間45分を目指し大幅に約30分カットしましたが、それ以上はどうしても切れなかったそうです。 「少女椿」をご覧になられている方の多くは単純に「エログロ」だけを楽しみたいと思いますが、今回はそれだけではありません。 脚本を見る限り確かに自主規制用語満載、虐め・暴力・虐待・差別・殺人、激しいスプラッターシーン(人体切断や流血)は多いのですが、 原田監督の連絡メールにはこう書かれています。 「過激描写だけの作品ならわざわざ自分が自主制作で作る意味がない。近年日本では生活苦、自殺、虐め、無差別殺人、世界では虐殺や空爆による大量殺人が続いている。 行儀のよい産官学推奨コンテンツではなく、人生が変わるぐらいの衝撃的な作品が逆に必要。それは60〜70年代、日本映画が普通に実践してきた事なのに 今は他人の評価を気にして大人しくなっている」。 というわけで今回も「ホライズンブルー」のようなとても重く辛い内容になっています。唯一の娯楽的?な見せ場は、クライマックス10分間続く「背景動画( 主観で背景だけ動く手描きアニメーション)」ではないかと思います。 明日からはこれまで作画した着色動画の整理やデジタルカメラでの再撮影(これまでは旧式ビデオによる撮影でした)の作業に入る事になります。(2020/2/21)
●「座敷牢」上映時間を短くカットする作業が3/4まで進み、現在 2時間26分から 2時間10分になったそうです。(2020/2/20)
●二十数年前に録音済みの台詞(脚本)のカット作業が半分まで進み、現在のところ総尺(上映時間)が 2時間26分から 2時間16分になったそうです。(2020/2/19)
●右の画像はフォトショップで作られた清書用の五線紙(A4サイズ・座敷牢用)。ト音記号と小節線があらかじめ印刷されています。老眼鏡無しでも見られるように、 前回より五線の幅を少し大きくし、音符が見やすいようにあらかじめ薄い線で印刷してあります。 最下段のドラム・パーカッション・ベース部分は五線と五線の間が狭しA4用紙内に無駄なく収まるようにしてあります。 左側が小編成用、右が大編成用。以前はカセットテープ式のMTR(ティアック144)を使ってピンポン(多重)録音していましたが、現在では ミュージック・クリエイターというソフトを使っているそうです。ただしドラムパート以外は打ち込みではなく、実際に楽器を演奏したものをマイクやケーブルをパソコンに繋げてソフト上で 多重録音しているそうです。 以下原田監督がすでに親しい人に公開済みの写真から幾つか紹介します。c は録音風景。ギター、バイオリン、KORGのシンセ(37年間故障なし)、モーグのテルミン、民族楽器など一通りの楽器が揃っています。 テルミンのACアダプターが見つからず、楽器店を通して米モーグ社に連絡したら、購入してから20年ぐらい経つのにちゃんとACアダプターを送ってくれて感動したとか。 尺八の代わりにリコーダーを使ったり、風鈴やおもちゃの楽器も使われています。 d は小型のドラムセット。 e は「二度と目覚めぬ子守唄」などで活躍した「MTR・ティアック144」が1980年代後半に故障、修理不能になり、その後使っていたカセットテープ式MTR。もう使わないので 数年前に処分したそうです。f もやはり使わなくなり処分した撮影用具(露出計や色照明用のパラフィンなど。一部はレトロ商会に寄付)。 g は2004年東京ファンタスティック映画祭「地下幻燈劇画少女椿」オペエリア。会場で映像に合わせてミニディスク音源を出力したりキーボードを生演奏していたのです。
c d e f g h
h,i は「ホライズンブルー」編集中の風景。WindowsXPとプレミアエレメンツ・バージョン2で編集されました(まだフルHD書き出しができない時代でした)。 jはフォルダの中の画像ファイル。1330カットとなると膨大な量です。 k,l は作画風景。殆ど輪郭線はユニの鉛筆が使われていますが、冒頭の春子のマンションはペンで描かれているようです。 m は絵コンテ。個人で作画するので、かなりラフな絵になっています。 n は「ホライズンブルー」のクライマックス場面。電気をつけないギリギリの暗さで表現されています。原田監督は「妖怪人間ベム」3話でやはりギリギリの 暗い映像を作ったところ「真っ暗で何も見えない」とプロデューサーからクレームがあり、半分ぐらい撮影し直しをさせられたとか。 この暗い映像はアメリカの撮影監督:ゴードン・ウィリスのテクニックを参考の一つにしたとの事。o はゴードン・ウィリスのインタビュー(フィルムアート社の書籍)です。 (2020/2/19)
i j k l m n o
●台詞の再編集作業が1/5まで進み、「座敷牢」の全ての台詞(脚本)から4分間カットし2時間26分→2時間22分になったそうです。理想は「1時間45分」だそうですが、 このペースのままだと短くとも2時間になってしまうとの事。 2時間になった場合、再び休憩を入れるかどうか検討するそうです。「休憩」を入れるのは難病を持つ人の中に1時間ごとの休憩が必要な人もいるからだそうです。 同時にBGMが次々譜面に起こされています。もう何十年も制作している作品で全てのメロディは頭に入っており、ただ書き写すだけで良いそうです。 (2020/2/18)
「極彩色肉筆絵巻 座敷牢」全体の流れ をUPしました。(2020/2/17)
●台詞の粗編集が全て終わったそうです。現在の総尺(上映時間)は2時間26分。これからどこまでカットできるか、明日から再編集作業に入るそうです。 台詞先行録音の作品なので、音編集の後に作画・撮影となります。 「ホライズンブルー」は1330カット1万枚でしたが「座敷牢」は2000カット・4万枚で、1日1カットのペースで進んでも、作画・撮影だけでも6年以上は軽くかかるそうです。(2020/2/17)
●台詞の粗編集が85%まで終わったそうです。現在までの尺(分数)は 2時間5分とのこと。(2020/2/16)
●台詞の粗編集が4分の3まで終わったそうです。現在までの尺(分数)は 1時間50分とのこと。(2020/2/15)
●台詞の粗編集が3分の2まで終わったそうです。現在までの尺(分数)は 1時間45分とのこと。(2020/2/13)
●台詞の粗編集が半分まで終わったそうです。現在15ロール=1時間半になっており、最終形が「3時間」になった場合、最低でも1時間カットしなければならないとのこと。 当初「休憩無しの1時間半作品」をめざしていたのですが難しそうで、再び「休憩付きの2時間作品」になるかもしれないとのこと。 作業は休みなく連日続けられています。今後の流れとしては台詞の粗編集→台詞の詳細編集(3時間を2時間に縮める)→作画済みの部分を デジタルカメラで再撮影、同時に音楽制作。これらが終わって初めて新作部分の作画作業・撮影作業となります。右の画像は書きかけの音楽のスケッチだそうです。
※ホライズンブルー上映のアーカイブ・ページを作る予定なのですが、特に資料を提供して下さった関係者の皆様、もうしばらくお待ちください。 原田監督が膨大な写真の中からウエブにUPする写真を選ぶことになっているのですが、座敷牢の音編集が終わり「総尺」が決定するまで他の事務作業は無理そうです。(2020/2/12)
●22年前に録音された膨大な量の台詞データからOKテイクを抜き出し音編集し脚本通りにタイムラインに並べる作業が連日続けられています。現在5ロール(約25分=全体の1/8)の 粗編集がやっと終わったそうです。 このまま行くと短くても完成の総尺が2時間半〜3時間になってしまうので、 そうなったらどこかのシーンをカットしなければならないそうです。 ちなみに「ホライズンブルー」は4時間の台詞を大幅にカットしてやっと2時間にまとめられました。(2020/2/10)
●ツイッターで公開された絵です※右画像→(2020/2/8)
●写真右は「座敷牢」音楽用の新しい自家製五線紙です。Photoshopで作りA4のコピー紙にプリントアウトして使用します。
原田監督は加齢で年々視力が落ちているので、 線の幅が年々広くなっています。写真右は「二度と目覚めぬ子守唄」 (1985)に使用されたBGMのスコア(1981年)です。>※写真クリックで拡大できます(2020/2/8)
●現在霧生館では22年前に先行録音された「座敷牢」の台詞の編集作業に入っています。1カット:5〜10テイク録音した中からOKテイクを選び、かなり細かい編集作業が行なわれています。 デジタル上映に向け、オリジナル画像サイズ(解像度・スクリーン比・フレーム)も再決定されました。 「ホライズンブルー」はゴールデン・セクション サイズ「1:1.618」 (中平康監督が 1976年の映画「変奏曲」で使用。「東宝ビスタ」にやや近い縦横比)で制作されましたが、 「座敷牢」では「1:1.4」という、スタンダード(4:3)と黄金比の中間ぐらいの オリジナル・スクリーン比で制作される事になりました(途中で秘密の仕掛けがあります)。(2020/2/6)
●22年前に録音された「座敷牢」の台詞は現在生産終了になっている「MiniDisc」約30枚に記録されています。機器の不調も改善し、長年所在不明になっていた データがほぼ見つかり、本日デジタルファイルへの変換が終わったそうです。 年月も経っているので一から音声トラックを組み直し、作画済の動画を再撮影したのち、新作部分の作画に入り、 並行して音楽制作を行なうそうです。かなり過激で衝撃的な内容になっています。 (2020/2/3)
Youtubeに「座敷牢」「二度と目覚めぬ子守唄」「霧生禁色裏画報」など計6つの関連動画を UPしました。(2020/2/1)
●霧生館では「座敷牢」など過去の作品に出演・協力していただいた方の現在の連絡先を探しています。「座敷牢」完成は2030年頃になりますが、出演・協力等の お心当たりのある方は きゆばる kiyubaru@gmail.com までご一報いただけますと大変助かります。(2020/2/1)
●座敷牢の制作は連日休みなく急ピッチで進められています。すでにダンボール3箱分くらいの作画が完了、最終的には10箱分ぐらいの分量になるそうです。 壮絶な子ども社会の虐めや差別、弱者攻撃や村八分、暴力・残酷・性描写・過激な台詞満載ですが、根底には社会の様々な不条理への激しい怒りが溢れています。 「座敷牢」の絵はSNSで公開できないものばかりなので、このページで時々経過をお伝えする予定です。(2020/2/1)
●「座敷牢」は現在25年前のダンボール5箱分のデータの整理から作業開始されています。原田監督は現在 持病の難病(難治性疾患)と鬱病・睡眠障害の高齢期に向けた治療に 入っており、具体的には難病の特効薬の分量を減らしたり、ビアーズ基準等を考慮し向精神薬を非ベンゾジアゼピン系に変更するなどして経過観察中です。 上映活動はしばらく無理ですが、作品制作は机仕事が主なので可能だそうです。 原田監督は稀少難病者連絡会に加盟しています。「ホライズンブルー」「座敷牢」の元スタッフ・関係者の中にも、現在闘病中の方が複数いらっしゃいます。 同様の傷病・障害を持つ方、信頼できる医師や信頼できる患者の会(連絡会)などに繋がるなどして有効な治療や情報共有ができますように。 (2020/1/22)
●「座敷牢」の主人公の少年のキャラクター・デザインの元になったのは、1957年のドキュメンタリー映画「世界は恐怖する 死の灰の正体」 (製作:日本ドキュメントフィルム/監督:亀井文夫、ナレーション:徳川夢声)に出てくる広島で被爆した乳児の写真です。 そのシーンには「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」という原爆死没者慰霊碑の言葉が添えられています。 この映画や写真の出典については亀井文夫著「たたかう映画-ドキュメンタリストの昭和史-」(岩波新書)などをご参照ください。(2020/1/17)※写真クリックで拡大できます→
●名古屋上映(1/3)終了後、霧生館アトリエでは「座敷牢」の制作が再開されました。27年前〜20年前すでに完成していた4分の1の部分の多くは、miniDV、 Hi8、8mm-video、SVHS、VHSなどで撮影、MiniDisc、DATで録音されていましたが、すべて現在では生産中止になった機材ばかりで、昔の機器が作動せず、また 新しいパソコンのOS・ソフトのサポート対象変更(*)により、20年前のtgaファイルなど昔のデータが読みだせない事が今月 判明しました。 幸い原画・動画・着色画は保存されてますが 、事実上一から撮影し直さなければならなくなりました。 1日のノルマから計算しても完成までに軽く10年はかかるそうです。なお8mm、16mmなどフィルムで撮影した部分は無事で、 ほぼテレシネ(デジタルファイル化)が完了。 (*)「ホライズンブルー」はWindowsXPとプレミアエレメンツver2で作られましたが、完成後、 「座敷牢」用にWindows10とプレミアエレメンツ2019を新たに購入したところファイルの互換がうまくいかなかったそうです。 (2020/1/16)
●上映活動休止のお知らせをSNSや関係者メールでお伝えしました。(2020/1/15)
●「座敷牢」完成まで観客の皆様を10年間もお待たせするのは申し訳ないのですが、このきゆばる特設ページでは、完成までの道のりを もう一つのドラマとしてお伝えします。小さな積み木を少しずつ積み上げ、2時間の個人制作アニメーション全1700カットが完成するまでの過程をご覧ください。 (2020年1月15日 きゆばる)


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