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「極彩色肉筆絵巻 座敷牢」制作進行状況 4  Gokusaishiki Nikuhitsu Emaki: Zashikiro progress 04  Chronology Zashikiro TOP

2030年完成予定 上演予定時間:2時間50分(途中休憩有り) ※一部3面マルチスクリーン
全 3 6 4 0カット  総作画枚数 6万枚  1992年7月 制作開始、 2010年12月 都条例により中断、2020年1月 制作再開

作画・撮影 ■■■■■■■■□□ 現在 約 10分の8 が完成しています。残り 約 12,000枚 drawing, photography
音  楽  ■■■■■■□□□□ 現在 約 10分の6 が完成しています 残り 約 28曲 music
音響効果  ■■□□□□□□□□ 現在 約 10分の2 が完成しています 残り 約 1200音 sound effects
映像編集  ■■■■■□□□□□ 現在 約 2分の1 が完成しています image editing
音響編集  ■■■□□□□□□□ 現在 約 10分の3 が完成しています sound track editing



2022 年10月26日 〜 2024 年 3月31日の制作記録

2021 年 5月 1日 〜 2022 年10月25日の制作記録

2020 年 1月15日 〜 2021 年 4月28日の制作記録





●本日制作者は 東京麹町警察署に対し、官公庁に反戦メッセージを描いたアーティストの不当長期拘留をやめさせ釈放を求める抗議行動に参加しました(2024/4/19)

●作画中(2024/4/18)

●本日制作者は池袋駅前・ パレスチナ囚人の日 パレスチナ連帯デモ に参加しました(2024/4/17)

●本日制作者は東京都内病院での難病検査後、イスラエル製兵器導入を中止せよ・防衛省前抗議 に参加しました(2024/4/16)

BGM「拓本」をUPしました(2024/4/15)
明日4月16日は制作者の東京都内医療機関での難病定期検査のため作業は休みになります。

●音楽制作中(2024/4/14)

●本日制作者は新宿駅前 パレスチナ連帯サウンドデモに参加しました(2024/4/13)

●作画・音楽制作中(2024/4/12)

●2019年「ホライズンブルー」完成・公開後、2020年1月に「座敷牢」は制作再開されました。
↓写真左:1990年代に作画は完成していたが未撮影だった部分(2020年4月撮影)
写真中央:1990年代に描かれたラフ原画の未清書の残り(2020年4月撮影)
写真右:1990年代に描かれたラフ原画の未清書の現在の残り

写真右のラフは、あくまで1990年代にたまたま描かれていたもので「座敷牢」の残りのすべてではありません。
残る作画部分は大きく分けて3つになります。
一つは左吉親子が町の人達に徹底的に差別・暴力を受ける場面。
ドラマ部分としては最後の大きなシークエンスで、辛い場面のせいか作業は最後になりました。
もう一つは約5分間、巨大屋敷の歴史や構造を説明する場面。
もう一つは、所々作画が抜け落ちている部分です。
本日は、左吉親子が迫害される場面の資料調べや台詞編集などが行なわれました。

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左吉が遊園地に行きたがっているので、左吉の母親は少ない貯金を使って左吉を遊園地に連れていきます。
しかし周りの人々から「汚い親子、かたわのガキ、出ていけ」と
殴られたり石を投げられたりします。
左吉は小学校に行ってもよい歳になります。
母親は左吉に服を着せ小学校に行かせますが、
小学校の他の生徒から「汚いから学校に来るな」と
殴る蹴るの暴行を受けます。
小学校の教諭は皆見て見ぬふりです。
陰からその様子を見ていた左吉の母親は駆け寄り、左吉を抱き寄せます。
生徒たちは「乞食親子!」と罵り、二人に石を投げつけます。
他の生徒が投げた石が左吉の目に当たり血が噴き出します。
母親は左吉を町医者に連れていきますが、
「お金が無い者は診察できない」と門前払いされます。
母親は血だらけの左吉を抱き泣きながら、左吉を苛めた子供の家に行きます。
母親は「よくも私の子供に酷い事をしたな!謝れ!」と血だらけの左吉を苛めたの家族に見せます。
苛めた子供の父親は警察を呼び、左吉の母親を追い払います。
母親は森の中で、左吉を抱いて一人泣き続けます。
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このエピソードは監督自身の小学校時代の体験が基になっており、
「二度と目覚めぬ子守唄」や、地下歌曲「夕暮れに泣いて」(二度と目覚めぬ子守唄DVD特典収録)
にも同じようなエピソードがあります。
現在「座敷牢」は、音楽が約6割、効果音と編集はまだ7割しか完成していません。
2027年頃には、おおよその全体像が把握できる状況になっているのが理想的です。(2024/4/11)
●制作者の東京都内医療機関受診により作業は行なわれませんでした(2024/4/10)
全 3640カット中、3200カットが完成。残り440カット(2024/4/9)


●彩色・撮影中(2024/4/8)

全 3640カット中、3198カットが完成。残り442カット

本日制作者は「ガザを殺すな全国連帯アクション・首相官邸前」に参加しました(2024/4/7)

●彩色・撮影中(2024/4/6)

●作画・彩色中(2024/4/5)
高齢で貧困な左吉の母親が 高齢男性に体を売って生活費を得る という場面が制作されています。
昔、日本の特に地方では暴力や差別や不条理が横行していました。その告発表現として、
1970年代の主に社会派日本映画等では、村八分などの場面に加え、
高齢男性が高齢女性に性的暴力を加える描写が度々ありました。
それは当時の子どもが観たらショッキングな場面なのですが、
様々な社会問題を知ったり考えたりする入口になる可能性もあります。
子どもの自殺や苛めが後を絶たない一番の原因は政治ですが
次に創作表現の過剰な委縮と自主規制等にも原因があると私達は考えています。
私達は 1970年代の社会派作品の表現をそのまま継承し続けていきます。

●作画中。左: 1996年に描かれたラフ原画。右側: 2024年に清書された原画と背景(2024/4/4)

全 3640カット中、3196カットが完成。残り444カット
仮編集「復讐と警察」 をUPしました(2024/4/3)

全 3640カット中、3193カットが完成。残り447カット(2024/4/2)

全 3640カット中、3187カットが完成。残り453カット(2024/4/1)

パソコンでの画像の読み込みが遅くなりましたのでページを分けました。
「極彩色肉筆絵巻 座敷牢」が完成した後、霧生館は「地下迷宮裏画報 BOO」を制作いたします。
生まれつき頭部に稀少難治性疾患を持つ少年BOOの物語です(2024/4/1)





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